2009年11月15日 (日)

50歳になるまでは使わん!と言ったものの。BlackDiamond/TrailCompact。改

Img_0790 LEKIのマカルーと、BlackDiamondのトレイルコンパクトです。
  マカルーは3年前のモデル。現在はユーコンの名前で販売されています。66~130センチに対応しています。最大長は125センチはないと先日紹介した ツェルトやワンポールテント等の設営時に困ります。重さはダブルで500グラム。アンチショック付きでこの重さは、まあ優秀。アンチショックは腕等への ショックを和らげてくれます。グリップは、今のユーコンはワングリップ分の長さですが、このマカルーはロング使用になっています。ポールを長くしているときにグリップの下を持ちたい場面があります。そんなときグリップが2グリップ、もしくは3グリップ分あるとポールを有効に使えます。

Img_0596  実はちょっと前までは、このマカルーを気に入って使ってたんです。でもだんだんと使わなくなってたんです。というのは、まず収納時に長い。ザックに縛るとポールのエンドがザックより上に出て邪魔になります。ヤブ漕ぎ、ブッシュで枝などに引っ掛って大変でした。通常の登山道でも低く出た木の下を潜る場面はそう少なくないですから、常にポールが引っ掛らないように気にしていないといけません。

Img_0443   それからマカルーの長さ調節は、ポールをひねるスクリュー・タイプなんですが、アンチショック機能と合わせて構造が複雑で壊れやすいんです。最初の写真でマカルーの右側のポールは完全に収納されていませんが、壊れています。LEKIマニアの方は山行毎にポールを分解して手入れを行っていると聞きますが、私はそれほどマ メではないのと器用でないので壊れたままです。
 あと今もですが、ポールを使うこと自体に少し疑問が残ります。年々登山道は崩れていってます。その殆どは大雨などの自然現象によりますが、ポールの付く穴が、既にオーバーユースの山では無視できないものになっています。山の中で、ここはポールの突き穴のせいで次の雨がきたら崩れるだろうなと思う場所は無数にあります。

Img_0792  BlackDiamondのトレイルコンパクトは、実は2年前に嫁さん用に買いました。アンチショックが付いていないのに重さはダブルで500グラムな のですが、長さは59センチ~125センチとコンパクトになります。長さだけですと57センチから使えるブラックダイヤモンドのUSA物でエクスペディションというモデルがあるのですが、ダブルで615グラム。少し重たいかなぁ。手に持つものなので重さはハッキリ分かります。トレイルコンパクトですが長さの調節はフリック・フロックと呼ぶ単純な構造でレバーを開閉するだけ。これは厚い冬用の手袋を使うことを想定したBlackDiamondらしい仕様。グリップも長いタイプになっていて使いやすいです。アンチショックも、使ってみれば特に必要を感じませんでし た。
  というわけで、先日の八ヶ岳は久しぶりに山でストックを使おうと思って、このトレイルコンパクトを持って行きました。結果は思いのほか使いやすかっ たです。長くし過ぎてポール下部が抜けたのはご愛嬌。逆に長さ調節がレバー操作ですぐ出来るのが凄く便利。ポールが必要のない場面ではすぐに畳んでおけるんです。収納時の長さも5センチ短くなっただけなのですが、かなり違いを感じました。ほぼザックからのポールの出を気にせず山行を続けられました。ただ八ヶ岳ではトレッキング・ポールとは関係ないのですが、歩くペースが変ったんで膝が痛くなっ ちゃって大変でした。(笑)

Img_0756  若い方に、ポールは買わなくて良いですかと聞かれることが増えてきました。??そうなんですよ、若い人にはポールを持つことをファッションだとカン違いして山に入ってる方が増えてるんです。それからポールを使うとき、ストラップはなるべく使わないようにしています。ポールが引っ掛った時ケガします。転ぶ時はポールを投げ出します。ストラップは握力のない人がしっかりポールを握るためになら積極的に使ったほうが良いと思います。石突きのカバーは岩の多いときは外して、登山道の保護を気にする時は付けてます。朝判断して一日そのままです。

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2009年11月14日 (土)

冬山にはこれ!フイルム・シート。Adventure Medical Kits/Heatsheets Blanket。

Img_0345_2  郡界尾根の休憩に使ったフイルム・シート、アドベンチャー・メディカル・キットの「ヒートシート・ブランケット」。これスグレ物なんです。これまでフイルム・タイプのシートは、サバイバル・シートとして遭難・ビバーク等の緊急時に一回だけの使い切りだったんですが、それがこの「ヒートシート・ブランケット」は繰り返して使えるんです。使いきりタイプも今までザックには入れてたんですが、緊急事態は早々やってきませんし、ザックの肥やしになってました。これは緊急事態に限定されず、いろんなことに使えます。しかも今までのものはゴワゴワして音がうるさい上に、硬くて体にうまくフィットしなかったんですが、これ、とてもしなやかで、布に近い感覚で使えるんです。畳んだ大きさも今までと同じように、ポケット・サイズ。

Img_0363_2 P1010582  畳んだMPIのブランケット・シートと比べてもこの小ささ。息子がお化けの真似をしてもこんんな感じ。ただ薄いフイルムなんで、ちょっとした尖ったものには弱いです。地面に敷いて座ろうとしたら、息子と一緒にイタっ!! 飛び上がりました。よく見たら栗のイガが地面にいっぱい。こりゃ痛いはず(笑)。イガの針は当然シートを貫通。細かい穴がいっぱい開きました。まあ、実用には困りません。それより、これに包まるととても温かいです。息子は郡界尾根でこれに包まって休憩してたら、うたた寝してしまいました。基本性能も抜群です。

Img_0806  最初に入っていた容器はプラスティック製でかさ張るんで、息子の持っていたビニールの小袋に入れました。リロ・アンド・スティッチの絵が可愛いです。密閉ファスナーも付いてるんで、ある程度の防水も効いてます。この袋、ダイソーで買ったんですけど薬を入れたり、ライターや電池を入れたり重宝してます。
 繰り返し使えるヒートシート・ブランケットは、待望のアイテム。テントや小屋等、寒い場所での休憩や宿泊に利用価値が高いです。先日の八ヶ岳では残念ながら出番はありませんでしたが、ダウンなんかよりよっぽど温かいですよ。これからはザックに常備しま~す。

関連記事≪鈴鹿も秋になってますよ。御在所(郡界尾根~雨乞方面)。≫

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2009年11月 1日 (日)

クロックス、トレッキング・レポート。

P1010651_3  御在所に登るのに登山靴を忘れていったんです。取りに帰るのは時間が掛かるし、しょうがないんで、そこまで履いていったサンダルのクロックスで登ってきました。山行記事に盛り込めばよかったのですが、反省の意味も込めて、簡単ですがクロックスのトレッキング・レポートをどうぞ。

■クロックスの良かったところ。
とにかく軽い。いつも履いているノースのVINDICATORは約500グラム。185グラムのゴム・サンダルは形を変えれば、素晴らしい未来が待っているような気がした。足元が軽いって、こんなに楽なんだと実感できた。クッションもしっかりあるので足へのダメージも少ない。柔かいので足裏から伝わってくる地面の状況が分かりやすい。よって体の体重移動等も素早くできて、足首をひねることもない。

■クロックスの悪かったところ。
爪先が強烈に痛い。こればかりはどんなグッド・ポイントがあっても拭いきれないバット・ポイント。やはり足首の固定されていない履物では、下りで足が前に 行ってしまい爪先がぶつかってしまう。強烈な痛さは遠い昔のいい加減な靴を履いているようだった。もう靴は忘れてきません!

■総括
ヒルや雨問題がなく、爪先が開放されているか足首が固定されているなら最高の山靴となる可能性を秘めている。様々なハイテク・サンダルは発売されているが、全ての条件を満たすものはない。とにかく、これは山に履いて行くものでない。登山靴を忘れるなんてもっての他だ!

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2009年10月24日 (土)

テントのことなど。アライ・エアライズ、ファイントラック・ツェルトⅠ。

Img_0009 夜の扇沢駐車場の某所?。奥の林で風が出ても弱まるかなと考えたのですが、考えが甘かっんです。その夜吹いた風は猛烈で、吹き飛ばされそうでした。でもここは駐車場よりよっぽど静かです。扇沢駐車場は夜中途切れずに車が到着します。車中で寝るには駐車場所を探す車のヘッドライトの光が差し込んで眩しいですし、だいいちうるさい。落ち着いて寝れないんです。駅の軒下にテントを張る方も見えますが、あそこが一番うるさい場所です。到着した車は必ずあの前を通りますし、みんなトイレにやってきます。それに明け方に到着した人がそばをウロウロするんです。
   実は先日の扇沢で、エアライズのフレーム・ポールを折ってしまいました。ポールの継目が完全に入ってなかったようで、そのままスリーブに入れてテンションをかけてしまったんです。付属の補助チューブを持ってなかったのですが、テーピングで応急処置。ことなきを得ました。でもその晩は凄い風で、補修箇所がまた折れないかと眠れなかったんです。雨の中、N森君と同時にポールをスリーブに通してたんですが、私の方が焦ったようです。いつもなら1人で慎重にポールを組むんですが・・。極限まで軽量化にこだわったスカンジウム・ポールですから、デリケートに扱わないと簡単に壊れてしまいます。

Img_0338  翌週名古屋に行く用事があったので、駅前アルプスにポールを持っていったら、その場で修理してくれました。破損した部分のポールを取り替えるだけ。費用は交換用ポール代の482円のみ。ポールの中を通るショックコードが端の石突の中に結んであるので、それを解いて、ポールを交換して、再び結び直すだけ。自分でもできる作業です。親切な海坊主さん、全部やってくれました。
 ついでにツェルトの張り縄と自在を購入。ツェルトは半年前にオークションで格安で落札したんですが、余りに安かったので封も切らずに放ったらかしにしてたんです。ファイントラックのツェルトⅠです。早朝の近所の公園に行って試し張りしてきました。

Img_0296  ツェルトにしては上手に張れたと思いますが、どうでしょう?(ホワイトバランスをミスって写真の色はご勘弁ください) 色々工夫してみたんですよ。一般的にどんなツェルトでも、軽さを追求しているのでとても薄い生地で作られていますから、強度がないのと気温や濡れによる伸び縮みが激しいので、ツェルト生地がすぐにたるんできます。
 大抵ツェルトを張って1時間ほど経てば全体が緩んでみっともなくなってきて、みっともないのは良いのですが、いくら結露しないと謳われているツェルトでも内面は必ず結露しますので、中に居るとそれが体にくっついてきて気持ちが悪いことになってしまします。テントも同じですが常にピンと張られたものが理想です。さらにツェルトというものはフロア部が割れていますので、紐やホックで底割れを閉じています。そこには大きなテンションがかけられないようになっています。このファイントラックのツェルトもすぐに弛んでくるので、今年のモデルから各辺に濡れてもほとんど伸びないダイニーマのテープが縫いこまれています。私のは格安の昨年モデル。ということで緩まないようにちょと工夫してみました。

Img_0316_3 Img_0260_3  テンションをかける各ループにゴム紐を付けてみました。モンベルのステラリッジがヒントです。エアライズのフライの長辺の真ん中にあるペグダウン・ループもそうですが、ゴム紐が生地の伸び縮みを吸収してくれます。張ってみた結果は見た目には分かりづらいですが、一応ゴム紐作戦は成功です。ただ私の張り方が悪かったので入口側に上手くテンションが掛かってません。入口側のトレッキングポールは人の出入りの為にツェルトからやや離して立てるのですが、そのためにラインがやや下がってしまいます。ポールをもう少し長くしてラインを上げないとダメでしたね。まぁ、今朝の公園の芝は夜露でやや濡れ気味でしたが、1時間ほど息子と遊んでいてもツェルトがみっともなくなってくることはありませんでした。

Img_0262_7 Img_0252_2  想定外ですが、犬小屋のようなツェルトは息子にはピッタリサイズでした。私が朝ゴソゴソしてたら息子も起きてきて、いっしょに行くって言うんです。着いてきたからしょうがないんで、張ったツェルトに入らせてみたら、面白いくらいに息子の体に合ってるんです。息子も最初は「ちっちゃいな~」とか言ってましたが、出たり入ったりして、クンクン匂いをかいで・・って、おまえは犬か!? でもかなり気に入った様子です。
 140センチの息子の背丈なら、あぐらをかいても大丈夫。中で炊事をすることも可能? 雨がなければですが、シートを敷けば底割れも気になりません。シートはMPIのウェザー・ブランケット。これ何年も使ってるんですが、ホントいろんなことに使えるし暖かいし役に立つアイテムです。これも駅前の海坊主さんに勧めてもらって買ったんだよな~。1900円は完全に償却済です。

Img_0289_2  私も入ってみれば幅80センチで、足元にザックなど荷物を置いて、寝袋に入って、多少寝相が悪くても大丈夫みたいです。息子も言ってましたが、妙に落ち着きます。このまま暫く居たいような・・
 底割れを縫い付けることも考えてみましたが、現実的でないので、MPIのシートをバスタブ状にしてみようかと考えています。ツェルトが最高にライト・ウェイトな仕様の防水性のあるテントとして機能するなら、どんなに良いだろうと考えるのは人の人情。実際そう使ってる方もみえます。でも本来の使い方としては緊急用シェルターなわけですから、アイゼンを着けたままや、靴を履いたまま中に居ることができるのが、底割れのよいところです。床が地面なら火気を使っても気を使うことがありません。ツェルトに緊急用として本来の用途を維持しながらテントの機能を持たすには、防水性は不十分ですがテントマットかシートが普通のテントのバスタブの代わりになってくれると都合が良いです。ツェルトの周りに上手に溝を掘ることを忘れずにいれば多少の雨ならしのげるでしょう。

Img_0328  それから今回、このアライ・スティックペグを購入。去年の小梨平で隣のテントの方に教えてもらったのがこのアルミ製ペグ。一本168円と安い上に、曲がらないように神経を使うVペグに比べ、気がねなくガンガン叩けます。10グラムと軽くて、6グラムのチタンとかカーボンとか色んなペグがありますが、使い勝手のよさがペグには重要。頭がカギになっているのも良いところ。コストパフォーマンスの高い一品です。 16センチで、地面が土だと抜けやすいか?地面までしっかり打ち込みましょう。ハリガネ状の小さな輪があると、貫く時に便利とも教えていただきました。あのオジサン、今年も行ったのかなぁ。

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2009年10月 1日 (木)

GPS地図の見え方。Garmin Oregon。

Img_0389 先日読者のYさんという方から頂いたコメントのおかげで、地図表示にはNautical(海図)モードというのがあったと知りました。ありがとうございました。なんだそんなことと言われる方も多いと思うんですが、私にはビックリだったんです。地図製作者のいどんなっぷさんにも親切にしていただいて、色々と勉強になりました。通常モードとNauticalモードの違いを”いどんなっぷ”地図で比較。一番良く使うよく使う80mスケールと、その上の120mスケールで表示してみました。

左:通常モード      右:Nauticalモード
・80mスケール

172_3 434

・120mスケール
183 440

 通常モードでは長者池が水色になっています。私のOregon、実は今まで設定はずっとNauticalモードだったんです。Nauticalモードの場合水場はみんな白で、そんなもんだと思ってたんです。水色になったのには感動しました。等高線は通常モードの場合かなり黒っぽくなりました。Nauticalモードの茶色い等高線ですが、スクリーンショットではかなり薄く見えますが、今までで使ってきて困ったことはありません。ただ実際明るい屋外で使ってみると、通常モードのほうが等高線は読みやすいと思います。120mスケールでは等高線が混んで見難いですが、色んな混みかたの場所がありますので一様には言えません。現場ではタッチパネルで常に拡大縮小を繰り返してますので、山の状況を判断しやすいスケールを無意識に選んでいる感じです。またそれをリアルの地図にフィードバックしたり、またOregonに戻ったり、その他色んな情報を駆使して状況判断をします。実際のところ、その場でGPSはただの情報ソースの一部でしかないですから、このレベルの地図の見え良い悪いはそれほど重要ではないと思うのですが、どうでしょう?

31 69

129_2 101_2

Nautical(海図)モードにするには、
Main Menu > Setup > Marine >Marine Chart Mode
で、Nauticalを選びます。
いどんなっぷさんに教えていただきました。

それからもうひとつ、通常地図では太く表示される50メートル線(計曲線)についても質問したところ。

>パソコンでの表示では等高線は太さの差で表示されていますが,
>GPSでの表示では太さではなく
>色の違いで表示される機種がほとんどです。
>ブログの画像でも,計曲線と主曲線で色が若干違っています。

とのことでした。オレゴンを一見して色の違いを判断できない私の目は、もう年寄りの目みたいです。計曲線が見えてなくても補助数値が出てるんで決定的な不便はないのですが、イメージの中で紙の地図と同期する時にちょっと・・。・・やっぱり太い計曲線が欲しいです。ガーミンの仕様ということもありますが、いどんなっぷさん、今後の改良をお願いします。

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2009年9月26日 (土)

私の山カメラ事情。Panasonic FT1、DICAPAC、ULTRA-POD。

Img_0082   Panasonicのカメラは初めてです。でもこのカメラのVario-Elmarレンズは二度目なんです。昔このレンズのついたLeicaの銀塩コンパクトを持ってました。ILFORDのモノクロ・フィルムを入れて、街中でよく遊んだものです。まぁコンパクト機用の簡易レンズなんですが、光を良いタイミングで捕えると思いのほか良く撮れました。結婚式の前撮りって、今もやってます? 昔、嫁さんの前撮りのスタジオに持ち込んだそのLeicaで、入口が開いて光が差し込んだ瞬間を狙って嫁さんを撮ったんですが、それがとても良く撮れてて思い出の写真になってます。

P1010014_2  このFT1は、Vario-Elmarレンズとは名ばかりで、アジアで作ってLeicaブランドの名前を付けてるだけでしょうけど、一応そのレンズの特徴は残ってて、上手く光を捉えるとちゃんと撮れてます。それから先日の熊野川でこそ試す機会だったんですが、iAモードをまだ使ってないんで今度試してみます。良く撮れるらしいんです。それよりもこのカメラの凄いのは、ハイビジョン動画が簡単に撮れてしまうところ。すでに熊野川の動画をご覧いただいてますが、その鮮明な画像は今までのMPEG等とは一線を画します。家のテレビでも鮮明に見えるんです。凄い。でも欠点があるんです。編集に全く向いてないんですよね~。一部動画専用ソフトは対応しているらしいですが、どれも安定しないようです。同胞のメーカーソフトは使い物になりません。まずもって昔からメーカーの同胞ソフトって、なんでこんなに使えないんですか? パソコンでAVCHD動画を見るには同胞ソフトを使うしかないんで、とりあえずインストールしましたが、これがなかったらすぐに削除したいです。メーカーは一生懸命良いカメラを作っても、付属品でカメラの価値を落としてますよね。 PHOTO:伊勢神宮参道

P1010123  動画編集はさておき、このFT1の防水・対衝撃能力のおかげで山でストレス無く使えて動画も綺麗なら、これ以上文句は言いません。今まで水辺ではIXY 900ISを防水ケースのDICAPACに入れて使ってたんですが、レンズ・ケースにケラレるし、DICAPAC自体が少し大きいんでポケットなどに入らず、いちいち雨蓋に入れたりしてシャッターチャンスを逃してたんですよ。かなりハードに使うんで、レンズケースもこの間の愛知川で傷が入ってしまいました。回すと外せるそのレンズ・ケースにはゴムのカバーが付いてたんですが、それも何処かにいってしまったみたいです。FT1はザックの肩ベルトにつけてるカメラケースにも入るし、便利に使えそうです。サッと出して直ぐ撮れることが写真の命ですよ。DICAPACもよく頑張ってくれました。3代目でした。先日の熊野川が最後の活躍だったのかなぁ。

Img_0103  最近の単独行で自分撮りに使っていたミニ三脚のultra-pod。紛失してしまい新たに購入しました。以前は安っぽい青色だったんですが、こんどは一応確かめて黒を購入。たった50グラムしかないのですが、よく働いてくれます。山の中というのは安定感のある場所というものがないので、こいつがカメラを固定してくれます。さらに足に付いているマジックテープで木の枝などに結びつけることも可能で、高い位置からの撮影もできます。最近のカメラにはほとんど手ぶれ補正が付いてますが、スローシャッターを切りたいここぞという場面には、やっぱり三脚が必要です。三脚を使うと驚くほど鮮明に撮れますよ。こんなチビでも役に立ちます。

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2009年9月17日 (木)

TrekkingMapEditorの使い方。

Photo_2  今日はTrekkingMapEditorのご説明。地形図の印刷は電子国土のデータが自由に複製できるようになっても何かとハードルが高いです。カシミールも不鮮明ですし地形図としての印刷自体に使い勝手が悪い現状では、HaikinngMap25の後継であるこのソフトへの期待は相当大きいようですね。私も色々と利用させてもらってます。
 今日は以前からTrekkingMapEditorをこのブログでご紹介してきたのがご縁で、お問い合わせが多く、ここで一番多い質問の二つを説明致します。

①印刷レイアウトの縦、横
Photo_4
Photo_5
コースや地形の形状などによって変更したい縦、横のレイアウトですが、下図のように、
Photo_6 ファイル>プリンターの設定
で出たウインドウの右下にある「印刷の向き」で縦、横を選択してください。

②印刷配色の変更
カシミールより鮮明に印刷ができると聞いていたが、そうでもないとお思いの方は、等高線の配色を変更して、プリンターの印刷品質を最高にしてください。配色を変更するには、
Photo_7 まず、地図の拡大を最大にして、マウスポインターの先端を等高線に合わせてください。するとウインドウの下にあるステータスバー
R=206 G=165 B=057
と出ていると思いますので、これをメモして置いてください。
Photo_8 次に
設定>出力設定
で出たウインドウで配色変更のフリップに
0→「背景」、1→「文字」・・
などの名称が出てなければ、右の「配色変更初期化」を押してください。
フリップの2に「等高線」と出たら、
変更→変更
の左の茶色の長方形(赤丸で囲っている方)をクリックして、色の設定ウインドウを出してください。そこの一番右側に三原色RGBの数値入力欄がありますから、先ほどメモした
R=206 G=165 B=057
を入力してください。これで変更前の等高線の色をプログラムに認識させる作業が終わりました。初期設定、デフォルトの状況では等高線の色は印刷設定に反映していません。あくまでも作者のご好意で公開されているフリーソフトですから。
次に、青で囲ったをクリックして変更後の色を使用者のプリンター環境に応じて指定して下さい。パレットにある色をクリックしてしても良いですし、その色の数値から自分の好みの色に変更しても良いです。もちろんRはレッド、Gはグリーン、Bはブルーです。ちなみに私はR=130 G=105 B=0
としています。これだと等高線が詰まった箇所がやや見難いかな。でも初期状態より俄然見やすくなって、本物より良いかも?

 あと出力設定で面白いのは、縮尺の変更ができること。2年越しの計画、下の廊下のコースは2万5千分の1地図には収まりませんが、5万分の1地図にするとギリギリ収まります。これをN森君がシルバーウィークに計画してくれた熊野川カヌー下りの地図も5万分の1地図で作成してと比べると、いかに下の廊下が長いコースかがビジュアル的に見れて面白いです。それほど地図読みの必要の無いコースでも、地図はやっぱり欲しいです。でもコースに合った地図って無いんですよ。そんな時にこの縮尺変更機能って使えます。意識の中で距離感の修正は必要ですが。
 数十年前は2万5千分の1はなくて、5万分の1地図が登山地図の主流だったんですよ。先人は凄いですよね。

Img_0131_2

  Img_0079  それから前にも紹介しましたが、ダイソーのクリアポケットは封も出来てとても便利です。サイズも色々で、隅をセロテープで塞げば防水状態になって、しかもかさ張らず、遡行図もポケットに入れて持っていけます。(セロテープで補強する時は、よく空気を抜いてください。)これで100円は安い。これなら泳ぎの多い愛知川の沢でも大丈夫です。
 右は奥村氏の絵地図です。遡行図は亀@氏のを地形図の裏面に入れてます。亀@氏の遡行図もホントに凄いです。今は参考にさせていただいて、自分なりの遡行図を描く練習中です。最近のご本人は燃え尽きて見えるのでしょうか。

Img_0408  GPSの映す地図によってリアルの地図の出番が減るかなって思ってたんですが、逆にリアルの地図も良く見るようになりました。現在点がある程度の精度で分かってくると、より積極的に地図読みをするようになります。GPSの誤差を探したりするのも楽しいです。両方の良いところを活かすと、とても有意義な山行になります。もっともっと山に行きたくなって、困ります。

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2009年9月 8日 (火)

タッチパネルにム、ム、ム!Garmin Oregon。

Img_0413_2    GPSはetrexで十分と考えていたのですが、Oregonの画面の大きさと、i-phone ばりの使い心地には感心しました。Oregonは精度に劣ると言いますが、どうせGPSの精度は信用できないものです。それよりもリアルの2万5千とまではいきませんが、大きくなった画面から得られる情報量は想像以上です。直感的かつストレスのないスクロールとズームを可能にしているタッチパネル。画面に見えている以上に広範囲な情報を自分が得ているように思います。後述する「いどんなっぷ」さんの詳細な地図と合わせて、少し山登りが変るような気がします。

83 340  最初に表示される画面です。英語版ですから当然英語表示。でもいつものように説明書を読まないタイプの私。問題なく使えました。単位の変更も出来ましたし、気圧計の補正もできました。ルート案内も楽しい。近所を車で走りましたが、ログもきちんと取れてました。携帯電話と同じで使わないゲーム等は理解しなくていいでしょう。ところで2chではこのOregon英語版を日本語化する術が話題になっていて、私も読んでみましたがチンプンカンプンでした。そりゃ~日本語表記が良いですが、英語でも実用には困りません。
 右の画面はウェイポイントを表示。いろんな場所をOregonの地図で確かめようと、無駄にポイントを登録してしまいました。うちから藤原岳まで25キロもあるのかぁ。

103 240_2  左がGarmin GPS英語版には、もはや標準といわれているUUD社の2万5千地図。右が前述の「いどんなっぷ」地図です。同じ80mレベルの縮尺で表示しています。一目瞭然で右の「いどんなっぷ」地図が詳細なのが分かります。UUD社の地図の等高線が20メートルにしか対応していないのに対し、「いどんなっぷ」地図は地図読みに必要な10メートルに対応。Garmin社から等高線10メートルに対応した「Japan TOPO10M」という地図が発売されているのですが、高価な上、登山道などに欠落があるようです。また「いどんなっぷ」地図は自分が使用したい地勢図範囲の単位で購入できるので無駄がありません。ただ市街地の地名表示はUUD社が良いような気がします。UUD社の地図はオートルートに対応するよう作られているからでしょうか。≪親切にもいどんなっぷさんから連絡がきて、私のoregonの設定が悪いのが判明。Text SizeでMap Pointを有効にすれば、市街地表示が正常になります。≫Oregonは複数の地図を切替えできるので、私は地形図部分を「いどんなっぷ」地図、市街地はUUD社の地図で設定しています。これでオートルートが使えるのか試していませんが(これからも使わないように思います)、他の理由でも何か間違っていたらどなたか御指摘下さい。≪地形図も市街地も常にいどんなっぷ地図を表示するスタイルに変えました≫

Hotokedani2 (電子国土基盤地図をカシミールで表示)

 Oregonの測位精度って悪いでしょうか?見づらい画像で申し訳ありませんが、御在所岳のふもと、仏谷の遡行をログしています。(ポップアップ画面で拡大画面をご覧いただけます。)勾配で色を変化させています。赤が昇り、黄色が下りです。「自然歩道」の「道」の字の左から「仏谷」の遡行開始。しばらく行くとログが乱れてますが、両側が10メートル以上切り立った廊下が連続していますので、当然の乱れです。後も、ほとんどが谷間で樹林の中でしたが軌道に乱れはありません。赤、黄色の縞線になっているのは林道を歩いて帰ってきているところです。元々地形図にない林道ですが、綺麗な曲線を描いてトレース出来ているようです。≪最新の電子国土地形図には林道の表示があり、地図を差替えました。合わせて、昇りを緑、下りを赤で表示しました。自然歩道と林道部分でログとズレている部分がありますが、ダム湖バックウォーターの橋など地形図に明らかに欠落しているところがあり、ログのほうが正確な道をトレースしていると思われます≫

Img_0344  仏谷の出合に奥村氏のサイン板がありました。「仏谷 H3、12、22 オクムラ」と表記。少し高いところにありましたので、今まで気付きませんでした。奥村氏の絵地図にはありませんが、西尾本にある平坦地からの杣道を下りに歩いてみました。一部例のごとく谷筋で途切れているところもありましたが、悪場を非常にうまく避けた道でした。あくまでも杣道ですが。それからクドイほどテープが巻いてあります。ネコ・笠岳の辺りもそうですが、ちょっと、どうなんでしょう?(GPS要らず?)

関連記事≪GPS地図の見え方。Garmin Oregon。≫

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2009年8月 8日 (土)

旨いお米、入荷しました。コッヘル・セット。

Rimg0102  我が家は定期的に美杉村のお米を頂いておりまして、嫁さんの実家に備蓄してあります。本日そのお米を精米したばかりのやつが届いたんです。(嫁さんが実家に取りに行ってるんですが。)それではということで、久しぶりにコッヘルで飯炊きをしてみました。たまにやらないと、飯炊きの腕が鈍るんです。場所は暑いんで小岐須にでも行って、カレー(レトルト)にでもしようということになりました。自然の中で炊き上がった飯を食べるのは、やっぱり美味しかったです。今日は飯炊きと、コッヘルのお話。

Rimg0177  トランギアの「メスキット」です。これ今は亡きグリンデルワルドのセールで買ったんだと思うんですが、2,900円とかメチャクチャ安かったんです。何も考えずに買ったんですが、これがなかなか重宝してます。深鍋とテフロン・パン、そしてプレートのセット。お玉はエバニュー製です。
 息子となら冬は鍋で飯を炊いて、フライパンで「うどんスキ」とか鍋料理なんかしたりします。アルミのパンは少し厚手になってるんで、冷めにくくてスキヤキなんかに最適です。餅ピザなんかもやったなー。テフロンなんで後始末も簡単です。プレートはアルファ米の「梅わかめ」なんかを盛り付けたり、カレー皿に使ったりと色々やってくれます。このセットが料理を決めてくれるんですよ。ナイスな奴です。

Rimg0018_2  コッヘル・セット一式です。知ってる人もいると思うんですが、左上のガスカートリッジのカバー、単にクッションとしての役割も果たしてくれてるんですが、寒冷地でカートリッジが冷え過ぎない役割も果たしてくれます。寒さの中でも火が安定します。
  それからフォークとスプーン。ヤマケイの3月号でも紹介されてましたが、真っ直ぐのままではコッヘルに収まらないので、コッヘルの形に合わせて曲げてあり ます。ダイソーで売ってるやつで、使いにくかったら簡単に真っ直ぐに戻せます。さらにヤマケイでは、歯ブラシもその柄を1/3くらいに切ってパッキングし てましたね。なるほどどこかで、食後に歯を磨いた後、その歯ブラシでお茶を注いだコッヘルを磨いてたって話を聞いたことがあります。考えたら合理的です。やってみたい と思います。(更に洗い汁も飲む?)
 それからガスヘッドの袋ですが、大切だと思います。前のガスヘッドを買い換えた理由は、ガス噴出しノズルの破損だったんです。前は 無造作に裸でどこにでも放り込んでました。その内にどこかでノズルをぶつけちゃってたんです。カートリッジとの接合部分と、ノズルの取り扱いには注 意が必要です。
 あと、コッヘルの取っ手。鍋のほうですが、これ以上に下についてる物は熱くて持てません。この辺もEPIはよく考えてあります。このコッヘルがお気に入りなんです。

Rimg0039Rimg0060_2  EPIのチタンです。これが使い易いんです。フタの収まりが悪いとか不満もあるんですが、それを上回る良さがこのコッヘルにはあります。
  まず底の部分なんですが、ザラついてるのが分かりますか?これ「アルミ溶射」技術って言うんです。つまり、チタンクッカーの熱の伝わりが偏ってしまうとこ ろを、熱伝導の良いアルミを吹き付けてカバーしてるんです。チタンクッカーを使ってる人で、バーナーとコッヘルの間に網なんかを挟んでる人居ますよね。火 力を網で散らしてるんですけど、このコッヘルは底をザラザラにすることで、表面積が大きくなって熱が鍋底全体に広がるようになってるんです。さらにザラつ いていることで、ゴトクの上で滑らないんです。これでチタン製クッカーを使って、「ごめん!料理が焦げちゃった~」ってことがなくなりますし、沸騰時間も 短くなります。網も持たなくていい。網が要るのは餅を焼く正月だけ。

Rimg0027 Rimg0030  次に注ぎ口の出っ張り。沸かした湯をカップめんに注ぐ時に、湯がコッヘルの外側を底のほうに伝ってこぼれてしまうことってないですか?カップの周りがビ チャビチャになってしまうんです。でもこうなってれば大丈夫。お湯は綺麗な弧を描いてカップに注がれていきます。更に、この出っ張りは、蓋をした煮炊きを しているときの蒸気逃し穴?にもなってるんです。
 そして右の写真、見づらいですか?目盛がついてるんです。心憎い気配り。私的には、インスタントラーメンを作る時に大活躍してくれてます。

Rimg0021  ガスヘッドはプリムスの「P-153」のチタンモデルを使っています。2、3年前にプリムスが創立何周年か忘れましたが、記念モデルとして限定販売をしたんです。それまで持ってた「2243」って、昔からあるデカイやつ、それが壊れたんで買い換えました。こいつは火力は強いし、小さいし、チタンなんで軽い。良いことずくめです。ガスは燃料費が高いと言いますが、そんな毎日使うものじゃないです。ガソリンが必要なのは、世界を股に掛けた活躍をしてる人くらいですよね?高所でも何とかなってます。

Rimg0042  そろそろ炊けてきました。注ぎ口から蒸気を逃がしてるの分かりますか?
 飯の炊き方は、まず無洗米なら必要ないですが、お米を研ぎます(常識)。今どきの山では無洗米が主役。なんと言っても研ぐ手間が要らないですし、山では貴重な水を無駄に使わなくても良くなりました。研ぎ汁は環境も汚します。
1 水の量は、人差し指の第一間接で30分浸す。無洗米はやや多め。
2 初めの1分は中火。後は強めの火で、蒸気が吹きでそうなくらいグツグツやる。蓋に重し。
4 芳ばしめの匂いがして、吹き出した汁の筋が乾いたら弱火5分。
5 火を止めて。コッヘルを裏返しにして底を軽く2回叩き、そのまま10分蒸らす。
Rimg0048  はーい、ふっくら炊き上がってます。ツヤツヤ御飯の完成です。さんまの照り焼き缶詰がおかずだと何杯でも食べられま~す。おわり。

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2009年3月22日 (日)

冬靴に天子の羽根を。

Rimg0267  もうセール・シーズンは、とっくに過ぎてたのですが、掘り出し物はないかとノースのWEBストアーを覗いてたら、見つけてしまいました。「STORM PEAK BOOT II 」です。直訳すると「嵐の頂上長靴2」です。以前から気になってた超軽ウィンター・ブーツです。重さが、なんと471gなんです。プリマロフトが200g挿入されていて、カタログ値ではマイナス31℃まで対応としてあります。ベロの裏側に、わざわざ
PRIMALOFT 200GRAM INSULATION
とロゴが着けてあるんですよ。まぁ、マイナス31℃はオーバーだと思いますが、マイナス10℃前後程度なら十分な能力を発揮してくれそうです。アッパーは防水透湿のソフトシェル。この柔かいのが一番心配ですが、歩くためのスペックも充実させているとのうたい文句に、長年の夢を賭けました。これで冬山を軽々と歩きたい!(ゆるい山限定)

Rimg0002Rimg0181_2 やはりアイゼンは12本です。ただ、靴自体が運動靴タイプなので靴底が柔かいですから、グリベル・アイゼンのオプションにあるフレックス・レギュレーション・バーを用意しました。標準仕様の硬質バーでは、歩いているうちに金属疲労で破断してしまいます。靴底に合わせて、しなやかに曲がるフレックス・バーに取り替えます。バーは強度を保つため、片足に2枚づつ使う仕様になっています。標準のバーと形状は全く同じです。取替も簡単です。スノーボードでバック・カントリーに出掛ける方が、アイゼンにこのバーをよく使っています。

Rimg0242この靴、ワンタッチ・アイゼンの装着を想定してあるのでしょうか。踵にコバのように出っ張りが付けてあります。ここがミソです。ワンタッチに対してクラシック・スタイルだと、一回ベルトを足首に巻きますんで、そこで足を大きく圧迫してしまうんですよね。ワンタッチ・スタイルの装着のおかげで、足への圧迫は全く無い訳ではないですが、ある程度なくなります。これでソフトシェルのアッパーでも、なんとか前爪アイゼンに対応できると思います。

Rimg0106先日の天狗岳は、この靴で挑戦しました。うーん、結果を言うと、フレックス・アイゼンとこの靴では斜度が強いとキツイです。写真は天狗岩への登りですが、写真のイメージより実際は傾斜が強く、靴を強く蹴りこんで足の支持を確保する場面です。靴とアイゼンのフィットを増すために、前爪のチューニングを外して行ったんで、前爪の効きが悪かったせいもあるんですが、足がややズレ落ちます。私の技術不足もありますし、強引に登って行く絶対的な力がないのもひとつの原因ですが、少し危ないのではないかと感じました。ちょっと慎重になり過ぎでしょうか。それと軽くて柔かい靴では硬い雪面にやや負けます。天狗岳でも、もっと状況が厳しかったら、ちょっと、どうでしょうね。
でも斜度が緩むと全く問題ありません。やはり軽い靴は歩きやすいです。締め付ける圧迫感はあるものの、それが凍傷の原因になるとは思えませんでした。むしろスカルパ・サミットなんかの冬靴を履く場合も相当締め付けてますから、凍傷になる可能性は両方とも同じくらいあると考えられます。

Rimg0155_2アイゼンを外せる状況なら、最高です。今回の山行では、登山口のツルツル状況と、天狗岳以外はアイゼン・フリーでしたが、安全で快適なトレッキングを満喫できました。森と緩やかな稜線が続く北八ヶ岳では、最高の武器になりえます。もともと、雪があれば何でもかんでもアイゼンを付けるのには反対です。アイゼンなしで確実に歩くのもひとつの技術です。山小屋の兄ちゃん達って、みんな長靴ですよね。高見石から渋の湯までは緩い斜面続きで、ほとんど走り降りれました。スノーシュー・ツアーなんかにもイイだろうなぁ。アッパーが柔かいので、ピッケルの石突とアイゼンの爪で足の甲をズボッと、突き刺すのだけ気を付けまーす。今度が楽しみです。

Rimg0237付け足しで申し訳ありませんが、ここで皆様にお詫びがございます。アイゼンにお詳しい方は、既にお気付きだったと思います。私、自身のグリベル・アイゼンを以前より「エアーテック」だとご紹介してきたのですが、今回フレックス・バーに取替作業中、「G12アイゼン」であることが判明致しました。長らく皆様には、虚偽の報告をしてきましたことをお詫びいたします。商品の違いは爪の長さと、重さにございます。「エアーテック」は「G12」に比べ爪が短く、軽く歩き易くなっております。今回の記事で目指しました軽さの追及や歩き易さは、不本意ながら不十分な検証になりました。今後も努力精進を続けて参りますので、皆様にはご理解をお願いいたします。
  って言うか、びっくりしたんです。アイゼンのフレームに「G12」って刻印があったんです。今までどうして分からなかったんだろうって。購入した当時、「エアーテック」の価格で買ったんですよ。そう言えば買った当時、冬の富士山で先生から、それエアーテックか?って言われたことがあるんですよ。その時は疑いもせず、エアーテックですって断言してたのを覚えています。これを「エアーテック」だと思ってたんなら、「G12」ってどんな長さの爪を装備してるんだろって、普通はおかしく思いますよねー。ホントに私はバカでした。

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2009年3月14日 (土)

山の夜長は、ヘッドランプで。

Rimg0131Ⅰ、早立ちの朝、夜明け前の薄明るい時間。霞のかかった遠くから、ヘッドランプの明かりが揺れてこちらへ近づいて来ます。
Ⅱ、真っ黒な雲に覆われた空。昼間なのに薄暗い。吹雪は止みそうになく、トレースも消えています。パートナーと地図をヘッドライトで照らします。
Ⅲ、思いのほか時間が過ぎてしまった山行。夕暮れを向かえてしまいました。でも何度も歩いた登山道です。道は知っています。足元を照らすヘッドライトの明かりを追っていきます。
Ⅳ、山小屋の暖かいが薄暗い灯り。本棚から借りた本は、ヘッドランプの明るい光で読むのがいい。
Ⅴ、消灯後の山小屋で、トイレに起きます。人を踏まないようにトイレにたどり着くには、ヘッドランプの灯りは頼もしい。
まだまだ色々なシチュエーションが考えられますが、これくらいにしておきましょう。本来、山でヘッドランプを持つのは非常用装備としてなのですが、私はドラマの一場面を作る、映画の小道具のようなものだとも思ったりしてます。トイレは、ちょっと違いますが・・。

Img_3748_2PETZLのティカ・プラスです。私のファースト・ランプです。これで数々の夜明けを迎えています。ペツルのレギュラー・シリーズ、ティカの中ではミッド・レンジの物になります。4灯のLEDで最大32mまで照らします。30mクラスの中では、このコンパクトさが売りです。BDの同クラスは、でかいです。ちょっと前まで、LEDの光は電球に比べて使いづらい、という意見もありましたが、今のモデルでそんな性能のものはないでしょう。年々その性能はよくなっていってます。遠くをピンポイントで照らし、近くを広く明るく照らす性能は各社とも十分な能力を備えています。後はコンパクトさや、軽さ、電池のもち。そしてデザインですか。パナのものは、デザインの点で遅れを取ってるような気がします。

Img_3770 息子用のブラックダイヤモンド・ウィズです。なんとかレンジャーみたいな、炎をあしらったベルトデザインが気に入ってます。子供の力で簡単に、スイッチON/OFFのアクションが出来ます。マンガを持って行ったテント泊。そのまま寝てしまっても、1時間で電源が切れる親切な機能も付いてます。照射距離は10m。子供には、十分でしょう。子供は声を掛けたら、直ぐにこちらを向いてしまいますから、他の人の目を傷めない為にも、この程度の照度でいいんじゃないでしょうか。大人でもヘッドライトを付けたまま人の顔を見てしまう人がいますが、気をつけて下さい。目を痛めないまでも、強い光が入った人の目は、なかなか暗いところに馴染まなくなります。もしその人が転んで怪我をしたら、あなたのパーティー全体に危険が及ぶんです。なんとかレンジャーに、迷惑を掛けないようにしましょう。

Img_3790 嫁さん用に買ったブラックダイヤモンド・ギズモです。スピルバーグの映画に「グレムリン」と言うのがあって、主人公が飼う謎の小動物をギズモって、言ったんですよ。小悪魔とかの意味があるそうです。  「マッハ、GO、GO、GO」の車も、ギズモ号と言ったっけ。どうでもいいですが・・。LED3灯で、照度は13m。シンプルで無駄のない作りには、物足りなさも感じますが、非常用としてザックに入れておくには十分です。小さくて軽いこれ一個で、命が助かる場j面だってあります。
最近の電池はパナソニックの「エボルタ」に代表されるように、非常に長持ちするようになりました。「エボルタ」はなんと、10年も保存できるんです。まぁ、あんまり長持ちすると、電池の交換をつい忘れてしいそうです。気をつけま~す。

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2009年1月10日 (土)

積年の汗臭を晴らさん。NIKWAX登場!

Img_0267山にいつも着て行っている、ノースのソフトシェルと、マムートのジャケットが、どうしようもなく汗臭くなってから数ヶ月。遂に決心し、洗濯することにしました。(えっ、今まで洗濯してなかったの?汚ね~:息子)汚いとは思いつつ、風合いや、撥水が落ちるのを心配して、今まで決断できなかったんです。
そこで登場したのが、このNIKWAXです。前からその存在は知ってましたが、どうも面倒くさいという情報が頭にインプットされていて、商品を手にすることすらしてなかったんです。でもあちこちのHPで紹介されているNIKWAX情報を見ると、それほど面倒ではなさそうです。それよりも、「新品同様になりました」とか「撥水力が凄い」など、賞賛の声が多く聞かれます。たかが洗濯に、お値段は張りますが、やってみる価値はあるみたいです。

Img_0273 やってみたら、やっぱり本当に簡単。ボトルの裏側には丁寧な手順の表記がありますが、要はテックウィッシュ(洗剤)で洗って、もう一度ウォッシュイン(撥水剤)で洗うだけです。全自動洗濯機での標準洗濯を2回やるだけ。風合いは洗濯ネットに入れましたんで、全く損なわれませんでした。脱水もやっちゃいましたし、水の量も洗濯機に任せました。
乾いたウェアは水をはじく、はじく。まさに「ぷる~ん」です。匂いは石油系洗剤の匂いが多少残りますが、気になる程ではありません。むしろ、その匂いが清潔感をかもし出しています。ノースもマムートも新品同様じゃないですか。うーん、どうして今までやらなかったんでしょう。さあこれから、どんどん洗いますよー。これで汗臭いのを我慢して、山に登ることはなくなりました。

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2008年11月15日 (土)

手こそ冷たいんです。私のグローブ達。

Img_3503私のファースト・グローブ、マムートのエクストリームです。細部にまでこだわった作りで、非常に防水性が高く、水の浸入を許しません。手がかいた汗はすみやかに外へ出します。吹雪の中、何度か風に飛ばされて失くしそうになってますが、奇跡的に手元に残ってます。最近は手袋を外すときには、ちゃんと上着の懐に入れたりしてますから、何処かに行ってしまうことがなくなりました。初めの頃は外した手袋を、よく地面に置いたりしてました。さて手袋をしようと思うと、自分が何処に手袋を置いたのかさえ忘れていることもありました。冬山で手袋は欠かすことの出来ないものです。しかも氷点下では手袋を脱ぐことさえ許されません。カラビナの安全管を外したり、ザイルを結んだり解いたり、アイゼンを付けたり外したり、カメラで写真を撮ったりするときも手袋を付けたままです。おまけにカメラの電源スイッチって、ホント小さいんです。事前によく練習したりします。冬はソニーのデジカメを使います。スライドカバーが電源スイッチにもなってるんで、使いやすいです。でもソニーのデジカメで、スライドカバータイプには広角レンズの仕様が無いんですよ。ソニーさん開発お願いします。5年前のT9をいまだに使ってます。これもは38mからです。

Img_3530 マムート・エクストリームのインナーグローブに使っているのが、同じマムートのフリース・グローブです。非常に薄くて表地はツルんとしてるんですが、内側は起毛していて温かいです。細かい作業をするのに向いてますが、生地が弱いので気を使います。一度縫い合わせが解れてきたので、嫁さんに縫い直してもらいました。でもデリケートに扱えば、問題ないですよ。インナーグローブとして、薄くてつるんとしているのは利点もあるんです。インナーを着けたままアウトグローブを外そうとすると、普通のグローブだとアウトグローブの裏地がひっくり返っちゃうんですよ。このグローブだと抵抗が少ないので、裏地を引き連れて出てくることはありません。裏地を元の状態に戻すのには難儀するんです。それぞれの指に生地を戻すんですが、ひっくり返ってるんで、なかなか上手に行かないんです。裏地が出てこないようにするために、中指の指先を裏地ごと縫ってる人がいますが、中指先に邪魔なものが出来て作業をする時うっとうしいのと、縫い目から浸水する可能性があります。私はこのインナーを着けてても、アウターを外すときは念のため指先を引っ張って裏地が着いて来ないようにしてます。今のグローブはそんな心配をする必要はないのかもしれません。

Img_3541 ミトン・タイプの大型手袋。ミレーのですが今年のカタログには出てないですか?人差し指が分かれてて、ミトンでは出来ない作業が楽に出来ます。手が三つに分かれてるので、息子と妖怪人間ベムごっこも出来ます(もう大きいのでやってくれません)。もちろん暖かいです。寒い日はこれを着けて会社に行きたい!(皆さんから羨望の目で見られるか、変人扱いされるかどちらかです)。冷症の嫁は冬の上高地で、これに更にカイロを入れてました。暖か過ぎて、日差しのある冬山では暑いくらい。これの出番があるような山に早く行きたいです。

Img_3517 純毛100%ウールの手袋です。好日山荘で買ったんですけど、ブランドの名前が不明です。お値段は覚えてます。凄く高かったんで。4,000円しました。純毛の手袋は濡れても冷たくならず、冬山必携です。しっかりした編みのものを探してたら、これに出会ったんです。上のミレーのグローブのインナーに使ってます。純毛の手袋は自然素材で暖かいのですが暑過ぎず、温度を調整してくれます。

Img_3518「LACKNER WOLLE」。これも100%ウールです。使い心地がイイ。手にフィットします。上のよりやや薄手。3,500円しました。予備に持って行きます。ウールと言えども、びしょびしょになれば冷たいですし、先にも言いましたが風で飛ばされて失くしてしまう可能性もあります。予備は必ず持ちましょう。他の人にも貸して上げれます。
先日の西穂の時もA君に手袋を貸しましたね~。このブログをお読みならご返却下さい。まだ手元に戻ってきてないので、ご紹介できませんが。私の一番のお気に入り、アイス・ブレーカーの100%メリノウール手袋なんです。薄手なんですが非常に暖かいです。濡れても冷えを感じません。最高のウール、「メリノウール」を機械編み。型崩れせず、いつまでも美しいです。3,570円。5,000円でお売りしても構いませんが?

Img_3513 モンベルのウール・レイヤード・グローブです。モンベル独自のウィックロンウールのニットにシンサレートのライナーを入れてます。ニット物が弱い防風性を高めています。二重構造は暖かいです。赤なんで目立ちます。値段も2,200円と、上のウール物よりお買い得。少し嵩張ります。あと濡れには少し弱いように思います。中のシンサレートは濡れると冷えます。二重なんで細かい作業にも向きませんね。でもカワイイので、たまに使ってます。モンベルらしいアイテムです。モンベルらしいと言うのは、言い辛いですが、最高ではないんです。でも使えるんです。少しデザインにも気を使ってあるんです。コストパフォーマンスもイイ。でも一番じゃないんだよな~。

Img_3535 これ凄く気に入ってるんです。アクシーズクインの2ウェイ・フィンガー・スルー・ミトン・オリジナル。暖かいミトン型なんですが、指先サイドに止水ファスナーが付いていて、そこから指が出せるんです。もともとプロカメラマン向けのグローブなんですけど、使わない手は無いでしょう。手袋を脱がなくても指先が使える便利さは、一度使ったら止められません。5年前にこれが発売され、今では表地が高級革のPROと、通常皮のアルパイン用エクストリームが上位モデルにラインナップされてるみたいです。インナーの手袋はゴアのウィンドストッパーです。欲しい!これでもマイナス10℃まで対応してます。

Img_3543 おまけで高所帽、マジックマウンテン・デナリパス。先生の生徒さんは皆持ってます。高所帽はノースや他のメーカーからも出ていますが、これが一番。凄く計算された作りで、頬に風が当らないようになってます。詳しく言うと耳あて部分のファーが丁度いい具合に前に出ていて、風が遮られます。頬の部分を風が通らない感じ。高通気素材を使ったマムートの目出し帽を持っているんですが、それはホントに厳しい場面の最終兵器になっています。殆どの場面でこのデナリパスで対応できます。やっぱり目出し帽は鼻や口にも穴が開けてあっても、苦しいんです。おまけに鼻水や吐いた息が凍り付いて冷たくなってしまうんです。顔を覆わなくても良いのはアドバンテージです。ヒマラヤや極点を目指す遠征隊も採用している実績。まずもって暖かいです。庇が邪魔なので、ホックを付けて上に向けてあります。これに対抗するものを探してますが、いまだこれが最高です。唯一去年までカタログに載ってたんですけど、コロンビアの飛行帽。ちょっと大きかったんですけど。あれ買っとけば良かったな~。実用には向かない感じでしたが。<その後コロンビアの帽子は飛行帽ではなく「シウィワビット」と言う商品であり、まだ販売されていることが分かりましたが、今だ購入の踏ん切りは付いていません。そんなに高いもんじゃないんですが・・。>

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2008年11月 8日 (土)

冬支度。アイゼンいじりなど。

Img_3435_3先日新品で帰ってきたアイゼン、ペツル・サルケンを靴にフィッティングしてました。ちゃんと調整しておかないと、現場に行ってから調整してたら凍死します。私のアイスクライミング用の靴スカルパ・クンプレにはグリベルから専用のアイゼンが出ているらしいんです。最近知った話で悔しい思いをしてます。でもアイス用にはこのサルケンが使い良いんです。前爪がかなり出てますんで氷へのグリップ力が良いし、縦走にも使い易いんです。
Img_3474_2 Img_3446写真は変更したKAJITAXのバックルです。引き紐も余って切ったベルトを利用してます。遠目にはペツル純正のバックルのようです。元々付いていたバックルは折り込んでますんで、元に戻すことも可能です。KAJITAXのバックルはアイゼンを買った店の御主人に用意してもらいました。標準のバックルは二つ輪タイプで、吹雪の中そんな細かいことやってられないでしょうと言いたくなります。またアイゼンを外す時も細かい動作がいるのでその間に凍えそうです。KAJITAXのバックルは引き紐を引けばワン・アクションでアイゼンを開放できます。アイゼンを履くときも動作は少ないです。

Img_3442_2 Img_3441 前コバの止めのところにゴムを針金で縛ってあるのが分かりますか?親指と小指側両方のコバ止めをこうすることで、靴が後ろに下がってアイゼンの前爪がより前に出て、氷への刺さりが深く確実になります。これもお店の御主人に教えてもらったんですけど、御主人の教えてくださったゴムをビニールテープで巻くやり方は弱くて駄目でした。試行錯誤の上、針金で巻くことにしました。針金はビニールコーティングがしてあるので錆にも強いです。ステンレスの針金が欲しかったんですけど、1.6ミリからしか売ってませんでした。太くて扱いが上手く行きません。

Img_3447 Img_3453 縦走用の靴サミットとグリベルの写真方が分かり易いかもしれません。元々縦走用アイゼンなので前爪はそれ程出ていないのですが、あまり爪が出ていないと登山中傾斜の強い場面では爪が効かずグリップしないこともあり、なるべく前爪は出しておきたいんです。気に入らない奴が居たら、蹴ってやるのにも有効です(嘘)。岩のほんの小さな窪みにもアイゼンの前爪は引っ掛ります。アイゼンでの岩登りはシビる~。アイゼンの前爪はあらゆる場面で活躍してくれるので、私は殆どの雪山で前爪のあるアイゼンを用意します。前爪の無い6本爪以下のアイゼンは滑って転ぶことの多い下山のことを考えて作ってあるんです。前爪の必要ない雪道で、アイゼンは着けないケーが多いです。アイゼン無しでしっかり歩ける技術も大切です。アイゼンを付ける場合で12本爪のアイゼンはオーバーで必要ないと言う方も居ますが、この方がよっぽど楽なんです。山登りでは登りの方が時間の配分が多いんですからね。

Img_3457でも靴が片足1kg、アイゼンが片足500gで、合わせて1.5kgもあるんですよ。まだ中年パワーで乗り切ってますが、この先この重さに耐えられるのか心配です。誰か運動靴のように軽い冬靴セットを考えてください。まぁ、探せばあるにはあるんですけど、森の遊歩道程度なら対応できる程度。軽い靴だと実際は凍った雪の斜面では靴が負けちゃいます。雪山ではアイゼンを付けた靴自体を凍った雪の斜面に、蹴り込みながらの登行する場面もあるんです。その為にしっかりアイゼンを靴に縛ると、甲の部分が柔かい靴だとベルトが食い込んで、足の血の循環が悪くなって凍傷になったりするんです。私のゼログラビティーも総皮で登山靴のような顔をしてますが所詮トレッキングシューズなんで、アイゼンのベルトを締め付けると甲がしっかり圧迫されます。鈴鹿辺りの山だと大丈夫ですけど、北アルプスで真冬に吹雪かれたら冷たい~。曇ってる日でも危なそう。硬くて軽いっていう靴はありそうですけど、結局重さも少しは必要なんですよね。誰かこの十年くらいの間に良い方法を考えてください!(スキー板と靴も軽くしてください!)

Img_3496_2 山の冬支度と言えばピッケルを忘れてはいけません。以前にもご紹介したグリベルの名器エアテックとペツルのコズミックです。ペツルの方は65cmもあるんで殆ど杖代わりです。55cmのエアテックは取り回し、バランス等総合的にやっぱり良いです。手の冷えを防止するためにヘッドプロテクターを付けてたんですけど、ゴムの劣化の為に取れちゃってました。また買ってきます。(その後販売中止になりました)ペツル用にも欲しいんですけど発売されてないんです。自分でテープを巻いてる人もいてカッコ良いんです。あと錆も少し出てたんで錆取りオイルでお手入れ。
ピッケルは山屋の魂です。これ無しで冬の稜線を歩くのは、ちょっと怖いでしょう。これを山では色んなシチュエーションで使います。体重を預けたりもするんで、これこそ信頼のおける物じゃないと山へ持って行けません。前にも話しましたが、買った時は駅前アルプスの店長に訳も分からず勧めてもらい購入。でも今となってはありがたく思っています。歩いてて体のバランスを崩しそうになったとき、これの重さがなんとも良いんです。

Img_3479 ペツルのボールロックカラビナとブラックダイヤモンドの安全管カラビナです。ボールロックの方は、この夏の沢登りで動きがかなり鈍くなってしまいました。ザイルに油は禁物なので、シリコン系の潤滑剤を注しました。本当はシリコンもあまり良くないので肝心な箇所に少しだけ注して、よく拭き取ります。新品のような動きに戻って、いつものように手袋をしたままでもゲートが解除できるように練習開始です。古いスキー手袋等を探してきてやらないと、指先が摺れて手袋が直ぐ駄目になります。このボールロック、米国では昨年リコールになっていて、それからは国内向けも少し仕様が変わっているようです。新仕様にもなってるし、そろそろもう一枚あっても良いので買ってきます。今年は息子と八ヶ岳を歩いてみようかな。ブラックダイヤモンドの方は昔からの単純な安全管なので少し不安です。息子の冬靴はどうするかな~。また靴底カイロ入れて行きますか。

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2008年11月 1日 (土)

帰ってきたサルケン。そしてシューズ、シューズ、シューズ。

Img_3315 リコールで交換となっていたアイゼン、ペツル・サルケンが帰って来ました。前爪の付け根の強度が弱いとのこと。購入したお店シャモニにお任せして交換してもらいました。このサルケンはアイスクライミング専用に使っているので特に強度が気になります。アイスやってるときに前爪が折れちゃったんではシャレになりませんよね。でも新品になって気分イイです。早速前コバ止にゴム付けて前爪がもっと出るようにしたり、ベルトのバックルをKAJITAXのに交換したりとイジって楽しみます。そうかもう冬支度か~。
ついでに冬靴を点検したりしてたら、山靴全部を並べてみることに。そしたら記録に撮っておこうと言うことになって・・。今回は足元特集。私の山靴コレクション全公開です。(沢靴はこちら

Img_3370 まずmontrail/モントレイルのモデル名不明のアイテム。私の中年山歩きはこのモントレイルから始まりました。ネットで3,500円位でした。当時モントレイルはまだ世間に馴染みがなく、「トレイルランニング」という言葉さえ知られていませんでした。とりあえずネットのアウトドアショップに売っている山が歩けそうな安い靴を探していたんです。商品説明文に書いてあった「普段のワンサイズ上をお選び下さい」の通り26.5→27.0cmを選び購入しました。送られてきて履いてみると、あら不思議!測ったようにピッタリでした。今でこそトレランの靴は踵カップで合わせるのが主流になってきてますが、その当時の私には革命的なフィット感でした。インナーはお約束の偏平足用の物に変えましたが、子供の頃に登った鈴鹿の山をオサライしていた頃は、この靴で殆ど行きました。ゴアテックスじゃないので防水はありませんが、最初は水に濡れてもそんなものだと思っていたので平気でした。今では防水仕様の靴じゃないと生きていけなくなってしまい情けないばかりです。この靴を見ると初心に帰れます。非常に丈夫で、最近出番が少ないですが今だ現役です。

Img_3345 靴が濡れたり、雪が降ったり、足首をひねったり、色々とモントレイルでは対応できない場面に出くわす様になり、本格的登山靴の購入を決めました。冬の鈴鹿でも歩けるようにと欲張った結果、総皮のこの靴に決定。ではないんです。これからが私の山靴人生第二段だったのです。SCARPA/スカルパとその時買ったインナーとの出会いが、私の山への取組を変えたと言っても過言では有りません。先にも述べましたが、偏平足の私は子供の頃から大人になるまで、一度も靴のフィット感に納得が行ってませんでした。と言うより、靴に関しては一生満足の行かない靴人生を送るんだと諦めていました。もう少し言えば、靴とはこんなもんなのだと思っていたのです。しかし駅前アルプスの履き比べの中にあったこのスカルパ・ゼログラビティーこそ私の靴革命だったのです。ほっそりとした弱々しい形状の私の足をピッタリと支える足型は、幅広甲高の日本人型とは一線を画し、全く痛みを覚えません。加えて購入したPEDAGのインナーは、それまでの中途半端なインナーとは全く違いました。下がっている土踏まずをしっかりと支え、しかも独特の足裏中央部出っ張りが真ん中のアーチをも支えてくれる形状で、足の疲れが革命的に少なくなったのです。今までの人生を返して欲しいとすら思いました。この靴とインナーに子供の頃出会っていたら今頃エベレスト登頂を語る有名登山家になっていたのではと、悔やんでも悔やみ切れない程の衝撃だったのです。その後ビブラムソールの搭載されたこの靴で、数々のヘボ山を制覇したことは言うまでもありません。大事な大事な相棒です。

Img_3363_2 以前に書いた冬の富士山に挑戦した時に買いました。スカルパのサミットGTXです。中途半端な薄ピンク色の入った靴ひもが付いていたので変えました。購入した晩に防水スプレーを掛けまくってコーティング。それ以来汚れ知らずです。と言っても昨シーズンは御在所に息子と登っただけ。まだまだこれから活躍してもらいます。でも暖かいんですよこれ。氷点下10度以下になった富士山でも大丈夫でした。本沢温泉に行った時は、H君に貸して上げました。これのおかげで足は寒くありませんでした。アイスクライミングにも使っていたら先生が、そのソールではアイスにはまだまだ柔かい、と仰るので・・

Img_3357 こちらを購入。スカルパのクンプレです。スカルパのアイスクライミング用の靴で最高グレードのこの靴で文句は言わせません。でも、そんなに色が濃いと色落ちが激しいんじゃんじゃないの?と先生は言うんですよ。もう放っといてください!しかしこの靴のソール、鉄板みたいに硬いです。アイゼンが緩む気配は全くありませんし、思い切り氷を蹴ってもビクともしません。ただ氷まで行くアプローチはロボットみたいな歩き方になります。昨年友人に一旦譲りましたが、余りの硬さに返却となりました。下山するときは、逆にソールがバネ板のようになって足が楽です。この色使い気に入っています。

Img_3386 NIKE/ナイキのACGです。ACGとは、オール・コンディショニング・ギアの略らしく、一昨年辺りはスポーツ量販店のトレッキングコーナーに沢山並びました。ゴア付きでソールの形状がアウトドア向けになってます。山向けに買いましたが、クッション性は良いのですが柔らか過ぎとも言え、雨の日は滑ります。我が家のマンションは不釣合いに玄関だけが豪華で、磨いた御影石が敷いてあります。雨の日この靴でその上を歩いたら見事転びました。山のことで参考にさせてもらっている「毎日が山歩き」の伊藤さんは初めての山靴にこの靴をお勧めしてるみたいです。8,000円程度とコストパフォーマンスは良いですし歩き易いです。しかも初心者にも馴染みのあるナイキブランドで入り易いんですが、絶対的に滑ることと柔かすぎることでお勧めできません。もっぱら街歩きに使っています。今量販店でも見ないのは、その辺の理由からかもしれません。今の国内向けACGはタウンユースで、スティッキーラバーと呼ぶ滑らない特別ソールをわざわざ付けてるみたいなんで、クレーム等があったことを伺わせます。でもこの滑らないソール、多少粘着性があるとのこと。ファイブテンのアクアソールに近いもので、それを付けた沢靴をナイキが出してくれたら即買いたいです。

Img_3327 ノース・フェイスのVINDICATOR GTXです。写真は威張ってますが、歳には勝てず、軽い運動靴系のシューズが欲しかったんです。固めのソール、ゴアテックス、もちろんフィット感。スカルパの運動靴系はイマイチだったんです。ノースの靴は以前から試し履きでフィット感がイイことを知ってました。最初モントレイルで探してたんですけど、試し履きする店が無かったんです。名駅地下のノースのショップで見つけました。メリルのようなクドいデザインが気に入りました。履いてみてもバッチリ。運動靴系にしては固めのビブラム。最近お気に入りプレスコントロールのインナーを入れました。この間の西穂でも雨、雪の過酷な条件の中、快適そのもの。ガレ場等ではもう少ししっかりしたソールが欲しくなりますが、重さとの駆け引きでこちらに軍配ですか?まぁザックの重さにもよりますし難しいところです。

Img_3381_2 嫁さんのSIRIO/シリオです。駅前アルプスですったもんだして買いました。女の買い物には時間が掛かります。山靴の中では最軽量の部類に入るんではないでしょうか。写真ではオレンジがきついですが、実物はもっと落ち着いた色使いです。最初は調子良かったんですが、最近はくるぶしが当るみたいです。いつも靴擦れ用のテーピングを持ってます。今度インナーを変えてみたいと思います。中のフィットバランスを変えるだけで、当りが全く変ることもありますんで。イタリア製のいい靴なんで、長く使ってもらいたいです。

Img_3377 最後は息子のトレクスタ。いっちょうまえにゴアテックス付きで13,000円もしました。先代はモンベルのタイオガブーツJr。ジャズドリーム長島のアウトレットで8,000円はお買い得でした。どんどん大きくなる息子、この後何回靴を買い換えることやら・・。

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2008年9月13日 (土)

楽しみにしてます。WEB上の地図進化。

1 非常に便利に使わさせていただいていた「新ハイキング井の頭支部」が公開する山行地図を作るためのプログラム「HikingMap25」が、国土地理院が運営する「ウオッちず」のシステム移行により使用不能となりました。なんと言っても自宅で2万5千分の1地図をA4サイズで作成できる便利さは、使えなくなった今改めてありがたみを感じています。無料ソフト「カシミール」も便利だったのですが、印刷には不向きでした。「HikingMap25」は鮮明でしかもフリーソフトだったんです。たくさんの登山者がお使いになっていたのではないでしょうか。でも、そうこう言っているうちにマニアな方が、「HikingMap25」を改良したり新プログラムを作ってくださるのでは、と考えていました。

1 これ「TrekkingMapEditor 」と言います。やっぱり居るんですよね、凄い方が。作者の方のお名前を確認できないので、勝手にホームページのアドレスから「yu-yak」→夕焼さんとお呼びすることにします。夕焼けさんも仰っているように、使い方は先輩の「HikingMap25」を踏襲しています。「ウオッちず」が拡大縮小をマウス操作で出来るようになったことで更に使い勝手が増しています。いやホント、凄いですよね~。それでも「HikingMap25」に残っていた地区の地図は使えたのですが、これまで検索したことのなかった地区は困ってたんです。先日の大山登山の時も地図は無し。有名な山なので道迷いは有り得ないんですが、それでも何だか不安な登山でした。水も無かったし(関係ないか)。 これでまたお守り代わり?に地図を持って歩けます。

関連記事≪TrekkingMapEditorの使い方≫

1

GoogleMapも使い易いのですが、最近MapFanWebが新地図ページβを公開しています。トップページの左側のメニューの下部にあります。以前からMapFanのルート検索は便利でしたが、画面が小さいかったのが不満でした。MapFanの無料会員になれば大画面のルート検索が使い放題です。しかも到着に要する概算時間も「早い」と「遅い」の二段階で表示されます。シュミレーターも装備されていて、とても便利です。車に行ってナビを起動させ確かめなくても、パソコンで任意に選んだ出発地から目的地までの行程と時間と高速代まで表示してくれるんです。これ、使わないと損ですよ。

挿入した地図が画面上でスクロールして、しかも2万5千分の1の登山道まで表示されるALPSLABの地図。地図内容の更新も非常に早く、新名神高速は開通の翌日には更新されていました。更にALPSLABの機能で凄いのは、地図印刷です。なんと任意の場所、任意の縮尺でPDFに変換した地図を出力してくれるんです。道路地図系の地図サービスはたくさんありますが、これほどまでに素晴らしい機能は他に見たことがありません。更に更に、「折り畳むと小さな地図帳になる印刷」機能が付いており、それを印刷して持ち歩くとそれはそれは便利なんです。一度ALPSLABへ行ってお試し下さい。仕事にも使えます。
ちなみに、このALPSLABが提供する地図をフルスクリーンモードで見れるのが、Mapionです。YAHOO地図情報もALPSLABの地図を使ってます。

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2008年5月24日 (土)

山道具の整理してました。

Dsc00965 同じことを何度も言ってますが、山から随分離れてしまいました。近頃はファミリーキャンプを言い訳にキャンプ道具に物欲をくすぐられ、目的を持った自分生活をおくってないような・・・。今日は散らかしっぱなしの部屋を嫁さんに叱られてお片づけです。ついでにパソコンのファイル整理もやっていると、昔撮った山道具達の写真が出てきました。それでは今回は自己奮起を促すために山の道具についてお話を。(この写真は藤内、一の壁に取り付く私。自分の登っている写真って滅多に無いんですよ。足元を見てちょっと手詰まりになってる様子ですな。)

Img_0485_2このピッケル、お馴染み駅前アルプスで選んでもらいました。「安物を買うとあとで後悔するよ、僕なんかもう冬山行かないけど、今も家にあるシモンのピッケルを見てニヤッとしちゃうんだよね、自己満足の世界だけど。」と訳の分からないアドバイス。シモングリベル?メーカー名か?その程度の知識しかなかった私は取り敢えず、名器と言われるこのグリベル・エアテックを選択しました。その後このグリベル・エアテックは先生の「ヨーロッパの登山学校に行ったとき、こちらのプロガイドはピッケルバンドはしないもんだ、って言われたんだ。」の一言でピッケルバンドが外され、休みに立ち寄った好日山荘で見つけたハンドル部分のカバー「カプチーノ 」や、石突のカバー「ビッグフット」が装着されました。カプチーノは氷点下の寒さで非常に冷たくなるピッケルの冷たさを和らげてくれます。冷蔵庫の氷を素手で触るとくっついちゃいますよね?冬山では無理にそれを外すと皮膚ごと離れます。オー怖ワ。このカバー、ブレード側がダブつくので、細いロープを巻きつけています。オレンジ色のやつです。少しカワイイです。ビッグフットは石突きをカバーしますが、中にビスが入っていて、杖代わりにピッケルを地面に強く押し付けても石突きがゴムを貫通することはありません。情けないですが、ピッケルをほとんど杖代わりに使っている私にとってありがたいオプションです。

Img_0722ガンプのハーネス、クァーツCRです。これ、よく出来ていて、太もものベルトが赤いソケットで外せるようになっています。冬山でアイゼンを付けたままハーネスを外す状況では非常に助かります。冬山の強風時に一刻も早くハーネスを外して次の行動に移りたいときに限って、太もものベルトがアイゼンに引っかかるんですよ。イライラします。これに何度か助けられました。人前でスマートにハーネスを外せることも大きなポイントです。冬山から降りてきた場所に素人の人が居たら注目浴びますんで。

Img_0710_3  手前が先生推薦カラビナでPetzlのボールロックです。昨シーズンに緑のスイッチ部が微妙に変更されました。これは変更後のカラビナです。以前はスイッチが円筒形状になっていましたが、今回からボール形状になっています。このボールロックですが、購入時に良く選ばないと、個体別にロックが渋く動き難いものがあったりします。冬場などは分厚い手袋をしたまま、右手片手でゲートが開けれるように練習が必要です。緑のロックを押しながら安全管を回転させなければならないので、 かなり難儀します。ボールロックの付いていない安全管の場合、ロープが巻きついて安全管が回り、ゲートが開く可能性があります。万分の一の割合ですが最悪の可能性は残ります。その可能性をボールロックが殆どゼロにしてくれます。この辺の見解は、クライマー各々の意思に任せられます。先生は、より安全な方法がある場合にはそれを優先します。安全な方法を取っていること自体にかける手間が危険を誘発するような方法なら、その方法は優先度が下がります。
オレンジ色のカラビナもPetzlのものです。SPIRIT.。ゲートに爪が無く、ロープを外す時に引っかかりません。

Img_2179_3 カリマーミレーと言えばザックの有名メーカーです。先生が仰るにはミレーの日本仕様は本当に山を考えて作られていないとのこと。ミレーを買うならヨーロッパ仕様を。私のミレーは残念ながら日本仕様。ピッケルの ポール部分を固定するテープが下過ぎます。Img_2177_3 上に長く残ったポールが枝などによく引っかかります。夏に買ったんで冬になってピッケルを付けるまで気が付きませんでした。けれどその他は申し分ない使い心地です。背中へのフィット、絞り紐の留め具やファスナーのスムーズさは他のメーカーの追随を許しません。息子のザックもミレーです。
Img_2163 カリマーのアルピニスト。まさにアルピニスト仕様のこのザックは私の宝物です。 現在は廃盤。アルペンスタイルの大型ザックで最大60ℓ入ります。スキー、スノーボード、シャベル等が装着可能。軽量で背中へのフィット感も抜群です。雨蓋のソケットもワン・ソケット。細かな使用感はミレーに及びませんが、カリマーが刻んだ歴史は他メーカーにないノウハウをザックにつぎ込んでおり、使い易さはもちろん所有する喜びがこのザックにはあります。

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2007年6月 3日 (日)

沢靴の準備

Img_0704 登山グッズの棚を整理してたら出てきました、2月に買ったlafumaのウォーターサイド用の靴です。水抜けが非常に良くなっていて、靴底にはビブラムの水辺用ソールが装着されています。今年こそガンガン沢登りに行くぞと、季節はずれの2月に買いました。先生の鈴鹿沢教室は平日しか予定が無く、誰か私をお誘い下さい。沢用の靴と言えば、フェルト底の靴が定番ですが、池上良さんのHPを拝見して奥利根AQUAを昨年衝動買いし、そのファイブ10ソールのグリップ力に驚きました。池上さんの今シーズンは、モンベルの新兵器を導入されているみたいですね。lafumaのこの靴もゴム底、しかもビブラム、気になって衝動買いしてしまいました。池上さんのモンベルの新兵器には、この靴底に更に突起が付いているみたいで、レポートが楽しみです。私も早期にlafumaの靴を試しまして、レポートしたいと思います。<その後lufmaのシューズを試しましたが、ダメでした。滑ります。ビブラムのソールは沢には向かないようです。>

Img_0732 奥利根AQUAには、インソールを入れたいと思ったりしてます。偏平足の私には少し衝撃を和らげ、土踏まずをサポートしてくれる物が必要みたいです。購入時にはベロに付いていた「奥利根」のラベルを剥がしたり、靴紐の色がどうしても好きになれず交換したりして、ずいぶん手を掛けてきたんですよ。ただインソールの素材が思案のしどころなんです。スポンジ素材ではどうしても水を吸って踏みしめる度に水が染み出てきたり、帰ってきてからの手入れも大変だったりするんです。あとモンベルのネオプレン・ソックスを履いてるんですが、Foxfireの継ぎ目のないネオプレン・ソックスが欲しいですね。<結局今は、モンベルのウイックロン靴下に落ち着いてます。水切れかイイです。>

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山女スタイル

Img_0700_1 先日買い物ついでに名駅地下街のN/Factoryに寄ってみました。嫁さんが山用のパンツが欲しいと以前から言ってましたので、探してみました。女性用のパンツで、イイカタチしているのって少ないんですよ。あちこち見てるんですが、どうもオバサン臭くてイケてません。パンツの渡りが太すぎるんですよね。その渡りから裾までを強引にすぼめてしまうんで、変な形になっちゃうんですよ。やはり現在の登山マーケットは中高年に支えられている訳で、そんな消費者をターゲットにした商品作りが優先されているのです。昨年買ったColumbiaのパンツ、形は気に入ってたんですが、冬物で裏地まで付いてたんで、早期購入を迫られてました。またColumbiaで探せば良かったんですが、気分も変えたかったんです。

久しぶりですね、と挨拶いただいた店長に勧めてもらったのが、このMAMMUTのパンツです。すっきりと細身のストレートで、ストレッチも入ってます。お値段もお手頃価格でした。嫁さんも気に入ったみたいです。相変わらずお勧め上手な店長に乗せられて、購入しました。こちらのショップは商品のセレクトにもこだわってますし、皆さん良く勉強されてるんで、ついつい買っちゃうんですよ。無駄使いしないように、早々に店を出ました。

名駅の地下商店街「ファッション・ワン」は元々アウトドア・ファッションのお店が集結してるんで、よく仕事帰りに寄らしてもらってます。特にTHE NORTH FACEさんには、よくお世話になりました。blogでも、私の冬富士登山の買い物話が、一部紹介されたりしています。探してみてください。こちらの店長はよく鈴鹿の山に来てもらってるみたいです。とても親切に対応してくれます。

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2007年6月 2日 (土)

地図って面白いですね~

35/1/1.585,136/25/17.624

前回は地図の話をしようと思ったら、遭難の話になってしまいました。けれども、鈴鹿の山など低山での道迷いの方が、確率的には高く、それに伴う怪我や事故も増える傾向にあるようです。必ず地図を持ち、その地図を使いこなせるようになりたいです。

現在休刊中ですがやましじみさんのサイトで知りましたHikingMap25を、いつも使わせてもらってます。磁北線を入れA4に印刷した地図を、100円均一で買ったクリアポケット(ふたシール付)に入れて持ち歩いています。だいたい私の歩く距離はこの範囲に収まり、折り畳むと磁石と一緒にちょうどポケットに入ります。ただSILVAの磁石ですが、非常に数字が読みにくくないですか?私は、スポルディングのコンパスを使っています。これ数字のところにレンズが付いていて、見易いんですよ。先に方位を数字で読んでいる場合に役立ちます。平塚 晶人さんの本で習った通り常に地図を持ち歩いて、地図を読む感覚を持ち続けないと、地図を読めるようになりません。電子国土ポータルのサイトも使ってみました。でもあれって2万分の1か5万分の1の地図しか表示されないんですよね。磁北線も入らないし。

GoogleEarthも面白いですよね。まず自分の家を確認しました。自分の車がなんとなく写ってる気がしました。カリフォルニア辺りの海岸線を見ては綺麗なお姉さんが見えないかも確認しました。(もちろん見えません) 山では起伏も反映されますので、ヒマラヤ山脈の凄さも体験できます。

GPS欲しいな~

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2007年4月 8日 (日)

Finetrack、春夏カタログ届きました。

Dsc00687_2 ファイントラックの春・夏カタログが届きました。写真が少し垢抜けましたが、まだまだ手作り感が残っていて好感が持てるカタログです。鈴鹿山系を代表する沢である愛知川(神崎川)に飛び込む写真が大きくなりましたね。今期から、クーリングTシャツ「ラミースピン」が登場です!

ここの商品の機能性に対する評価は非常に高いのですが、なかでも「フラッドラッシュスキン」軍団にその評価も集中するのではないでしょうか。私も中年のはしくれですので、少し山を登っただけで、もうスゴイ大汗をかきます。夏なんぞは首からタオル下げスタイルだけは避けようと、高機能ヘッドバンドなどをしていますが、すぐにグショグショになります。さてこの冬、雪山の寒さの中で防寒をした体から出る汗は果たしてどうなるの?、と悩んでいたときに紹介されたのがこれなんです。今ではメリノウールだろうが、ダクロンQD・MAXだろうが着ていても、とにかくこれを下につけています。汗をかいているその時は、その汗を感じますが、気が付かないうちに不快感が無くなってるんです。一度お試しあれ。

そんな、お気に入りですから、手入れも大切にと思い、洗濯洗剤について質問のメールを送ったところ、こんな親切なメールが返ってきました。

弊社商品のご愛顧誠に有難う御座います。
下記お問合せのご回答です。

中性・弱アルカリ性選択洗剤にかかわらず、柔軟材入りのものは、
生地本来の性質を損なう恐れがありますので事前に確認して慎重に選ぶ必要があります。漂白剤入りのものは、ポリウレタンの生地に悪影響を与えますのでお避け下さい。
具体的な洗剤としては、下記のような柔軟剤や漂白剤の助剤が殆ど入っていない比較的安価な洗剤がお勧めと言えます。

トップ(ライオン)、アタック(花王)、ボーナス(P&G)などがそれに該当します。

但し、各洗剤メーカーでは様々なタイプのラインナップや、商品のリニューアルなどもあって、いつの間にか成分が変わっていることも御座いますので購入前に確認が必要です。
ふっくら仕上げ、撥水仕上げ、漂白仕上げ等、機能性をうたっているものは柔軟剤・漂白剤が入っておりますので注意が必要です。
残念ながら、現在、柔軟剤入りでない洗濯洗剤が少なくなっております。
ですので、できるかぎり柔軟剤・仕上剤が入っていない洗剤をお選び頂き、・・・云々

しかし、このメーカーに不満があるとすれば、その色使いと、子供用がないことでしょうか。
さて、この夏は「パドルグローブ」を買って、滝つぼ突破にでも行ってみましょうか。

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2007年3月25日 (日)

スキットル/フラスコ 2

Dsc00500_1 SIGGのオーバル・ボトルです。思わず買ってしまいましたが、ちょっと大きいんですよね。0.7リットルなんですよ。でも、優れものです。下のメタル部は外れて、カップになります。取っ手も付いてます。スイス軍が昔使ってたらしいんです。オーバル形状がザックの中にスッポリ納まりやすいと思います。カッコいいんで、この夏は大活躍してくれそうです。

Dsc00494 そして、遂に見つけました。NALGENEのフラスコ・ボトルです。0.3リットルで、軽いし、薄いし、安いし、カバーも見つけたし、キャップの上に付いた、ミニカップで酒をチビチビやれるんです。価格は1,000円ちょっとなんです。カバーは100円ショップで、500mlペットボトル用を見つけました。元々丸いボトル用なのでカバーの下の方は、少し余ります。日本酒か、焼酎、いいですねー。ストーブで湯を沸かして、お湯割を山のテントで飲む・・・。

これ持って、早く山へ行きたいですねー。

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スキットル/フラスコ

Spyg_1 唐松岳へ酒を持って行くことになり思い出したのが、このスキットル。ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットが共演する映画「スパイ・ゲーム」。スパイの先生であるロバート・レッドフォードの誕生日に、ブラッド・ピットがプレゼントしたのがこのスキットル。ロバート・レッドフォードは百戦錬磨のスパイである自分の本当の誕生日を突き止めて、欲しかった物を簡単にプレゼントしたブラッド・ピットに少し驚く。ブラッド・ピットはスパイ同士のアンダーな物々交換を「ディナー作戦」と呼び、そこで手に入れた、と言う。その「ディナー作戦」という言葉が、映画の最後に彼らを友情で結びつけるキーワードになります。

映画の話はまた今度にして、このスキットル、ネットで探してみましたが、なかなかのアンティーク・グッズらしいです。骨董を扱う米国のネットショップで300から400ドルしているみたいです。これでは値段的に手が出ないので、他に探してみました。よくあるタイプは除外すると、良い物はなかなか無いですねー。でも見つけました。

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2007年3月24日 (土)

グリベル・エアテック

Dsc00489_1 山歩き用として使ってるアイゼン、グリベル・エアテック。12月の富士山出発時に、前爪の出っ張りが不足しているとの指摘を先生から受けて、前コバ止めにゴムを針金でグルグル巻きにしました。前爪が3cm出ました。保護のため針金の上に巻いたビニールテープは、アイスクライミングの時に簡単に剥がれてしまいましたが、その後は楽に爪先が雪面に食い込み、大活躍の今シーズンでした。他にもベルト留めにカジタの金具を装備。更に金具に短いストラップを付けました。アイゼンを外すときに楽です。アイス専用としてペツル・サルケンを使っていますが、こちらの方が好きですね。なんと言っても、2005年アルパインスタイルでヒマラヤ、ナンガ・パルバットを登り、ピオレドール賞を受賞したスティーブ・ハウスとヴィンス・アンダーソンが使っているじゃないですか。

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