感動の日の出と八ヶ岳縦走(硫黄岳~阿弥陀岳)。2
パタゴニアのカタログ写真を意識してみました。夕暮れ近い八ヶ岳連峰。小屋にザックをデポ。空身で赤岳頂上をピストンしてきました。小屋に戻る途中、山々は最高の陰影で、その姿をくっきりと映します。もう、ホントに美しい。八ヶ岳の一日目は暮れようとしています。H場君は小屋でダウン。もったいない!山の景色は一瞬一瞬が宝物です。
夕日に目を細めるN森君。阿弥陀岳の肩に日は沈んでいきます。晩御飯は小屋料理ながらバイキング形式。天ぷらにハンバーグ・・。手作りで心のこもった料理です。旨い!八ヶ岳の小屋の料理はどこも美味しい。特にここは好きなものを好きなだけ食べられるんで、とても満足感があります。食後はコタツの入った談話室で八ヶ岳のビデオを見ながらゆっくり。ひとりで来ていたお姉さんと話が盛り上がったんですけど、羨ましい日程で山を次々と登ってるんです。いいな~。
一夜明けた外は絵のような景色。前回も紹介しましたが、21号室の窓枠をスクリーンにした日の出と富士山の競演は、まさに感動の生映像。写真を撮っている瞬間がもったいない。肉眼は意識した主体をより拡大して脳に映像を映します。目で見た富士山は、写真より何倍にも大きく見えました。富士山山頂部は雪で覆われています。
朝からこんなに食べて大丈夫かなぁ。朝もバイキング形式。この小屋をとても気に入りました。10月までは風呂もあるんです。赤岳展望荘の唯一の欠点は、二段ベットの枠が低いこと。頭、本当に痛かったです。(笑)
ついに赤岳に感動の登頂。狭い三角点に二人は立ちました。二人のおかげでこの素晴らしい山の頂上に立てました。ありがとう。美濃戸からの歩きはかなりありましたが、その分感慨もひとしおです(昨日も登ってますが)。360度の眺望。富士山はもちろん。南アルプスの山々。この夏息子と登った甲斐駒ヶ岳もはっきりシルエットが分かります。北岳は雪をまとっています。空木岳、木曽駒の中央アルプス。御嶽、乗鞍。そして北アルプス。穂高の吊り尾根もしっかり見えます。ここは中部山岳地帯最高のパノラマ台です。
雲海に浮かぶ富士山は孤高で、唯一の山。昔は「不二山」と書きました。二つとない山、それが富士山。その姿を八ヶ岳の神様も、逆に羨んでいるかもしれません。どの山よりも存在感があって、まさに日本の山のシンボルです。今度は雪のあの頂上を目指そう。
阿弥陀岳の東面を目の前にして少し圧倒されます。先程まで年配団体さんが取り付いていたのですが、余りに危なっかしいので、暫く様子を見てたんです。ルートは急峻で落石の危険も多いです。頂上には八ヶ岳を一望できる大パノラマが待っていました。そして我々の縦走も終わりました。
静かに冬の装いを待つ大同心と小同心。下山する中岳登山道から見えました。もうすぐアルパイン・クライミングのメッカは賑わいを始めます。我々ももっと鍛えて、ここにやって来たいです。
今回もよく歩きました。ストックを使って、いつもと歩くペースが変ったんで膝も痛くなり、鍛え方が足りないことを痛感しました。二人もよく歩いてくれました。これ程素晴らしい景色の中を三人で歩いていることが信じられませんでした。本当に感謝します。赤岳展望荘には三人でまた是非来たいですね。今度はベットを上にします。
帰りに寄った「望岳の湯」のそばの長円寺という寺の紅葉が素晴らしく赤くなっていました。見物人もいっぱい。望岳の湯は露天風呂はないのですが、湯に浸かりながら八ヶ岳全山を眺めることが出来る八ヶ岳好きには堪らない公共温泉です。これで400円は安い!蕎麦も旨い!
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