究極の癒し、ほったらかし温泉。
この開放感たるや、まさに「ほったらかし」。雄大な景色の中に「ほったらかし」にされてはいても、甲府山地の上に頭を出した富士が、いつもこっちを見ていてくれてます。全身の力を抜いて体を湯船に浮かべると、自分が阿呆になって、何もかも忘れてしまってます。
一度は来てみたかった「ほったらかし温泉」。初めてその存在を知ったのは、ヤマケイの温泉特集。その一文、「はだかになって、山をまるごと味わう贅沢である。正面には富士山が・・・〈中文略〉”温泉しかないので、何もおかまいできませんが、ごゆっくりどうぞ。”というスタッフの思いが込められている」。この記事を美人女性ライターが顔写真入で紹介してたんですよ。しっかり記憶に残りました。またその記事には、この温泉の裏山である兜山に登って、「ほったらかし」を味わうのがお勧めとありましたが、そうなると我が家からは一泊仕事になってしまい、気軽さがなくなってしまいます。今回は、「山には登りたくないが、富士山が見たい。温泉にも入りたい。」とワガママを言う嫁さんを連れて、「富士山が見えるシリーズ番外編」、山梨県の「ほったらかし温泉」に日帰り強行軍で行ってきたのでした。登山はありません。
夜明け前にやってくると、ご来光を見ることも出来ます。今日みたいな寒い日は、空気がより乾燥して太陽が真っ赤になってたはずです。帰宅途中、名港トリトン辺りからの夕焼けも、すごく綺麗でしたからねー。
この温泉には「あっちの湯」と「こっちの湯」のふたつがあります。上の写真とこの写真は「あっちの湯」です。富士山を正面にする「こっちの湯」は。午前10時からで、今回は入れませんでした。「あっちの湯」はさらに夜になると、山梨市の夜景がみごとに見えて、夜景百選にも選ばれているそうです。それから各々に、ちゃんと室内風呂もあって、カランも多数で、ゆっくり体も洗えます。
「名物・温玉揚げ」です。これが絶品なんです。外がサックリ、中がとろーり。芳ばしくて塩味が効いていて、運転してなければビールが飲みたいところです。ぐっと我慢です。温玉の向こうで息子は、何故か売っていた好物のフライド・チキンを食ってます。
それから山梨と言えば、フルーツ。「ほったらかし温泉」は、フルーツ地区の真っ只中にあります。帰りにイチゴ狩りをしてきました。どれだけ食べれるか息子と競争しても、まだ私が勝ちます。甘みが強いのと、酸味が強いのと、両方食べれるのでイイですよ。その名も「イチゴ・ランド」。お勧めです。
いやぁ~、期待通りの本当に良い温泉でした。他の入浴者の皆さんも、ホントに気持ち良さそうにしてるんですよ。これほど良い顔をして入浴している人の多い温泉は、そう無いですよ。半身を湯に浸しながら、じっと富士山を眺めてるんですよ。富士山は、写真のイメージよりずっと大きく見えてるんです。目の前の感じです。今度来る時は、山に登って、泊まって、朝風呂も頂きたいです。早くもう一度来たい!
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天皇陛下から拝命されたとか、「金時娘」と呼ばれる、耳の遠い80歳のおばあさんが営業する金時茶屋の天井には、歴代の金時山登山の回数を記した名札がズラリ。金時信仰?の山である金時山では、登れば登るほど、ご利益が頂けるということで、その回数がこの茶屋でカウントされてます。一番登山数が多いのは当然、毎日この店を営業する「金時娘」です。荷揚げは店の裏にケーブルが引いてありました。それでも、ばあさん、毎日この登山道を上がってくるとは、凄い体力です。

金時山の向こうにある丸山も、霧氷で真っ白。暖かい空気が、富士山から降りてくる冷たい空気によって凍り、木々を白く飾ります。息子も「幻想的な世界やなぁ」とご感想。幻想って、分かっとんのかなぁ。これがもっと成長すると、樹氷になってエビの尻尾になります。2月頃にまた来たいです。















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