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2009年1月25日 (日)

究極の癒し、ほったらかし温泉。

Img_0318 この開放感たるや、まさに「ほったらかし」。雄大な景色の中に「ほったらかし」にされてはいても、甲府山地の上に頭を出した富士が、いつもこっちを見ていてくれてます。全身の力を抜いて体を湯船に浮かべると、自分が阿呆になって、何もかも忘れてしまってます。
一度は来てみたかった「ほったらかし温泉」。初めてその存在を知ったのは、ヤマケイの温泉特集。その一文、「はだかになって、山をまるごと味わう贅沢である。正面には富士山が・・・〈中文略〉”温泉しかないので、何もおかまいできませんが、ごゆっくりどうぞ。”というスタッフの思いが込められている」。この記事を美人女性ライターが顔写真入で紹介してたんですよ。しっかり記憶に残りました。またその記事には、この温泉の裏山である兜山に登って、「ほったらかし」を味わうのがお勧めとありましたが、そうなると我が家からは一泊仕事になってしまい、気軽さがなくなってしまいます。今回は、「山には登りたくないが、富士山が見たい。温泉にも入りたい。」とワガママを言う嫁さんを連れて、「富士山が見えるシリーズ番外編」、山梨県の「ほったらかし温泉」に日帰り強行軍で行ってきたのでした。登山はありません。

Img_0309 夜明け前にやってくると、ご来光を見ることも出来ます。今日みたいな寒い日は、空気がより乾燥して太陽が真っ赤になってたはずです。帰宅途中、名港トリトン辺りからの夕焼けも、すごく綺麗でしたからねー。
この温泉には「あっちの湯」と「こっちの湯」のふたつがあります。上の写真とこの写真は「あっちの湯」です。富士山を正面にする「こっちの湯」は。午前10時からで、今回は入れませんでした。「あっちの湯」はさらに夜になると、山梨市の夜景がみごとに見えて、夜景百選にも選ばれているそうです。それから各々に、ちゃんと室内風呂もあって、カランも多数で、ゆっくり体も洗えます。

Img_0332 Img_0341_4   「名物・温玉揚げ」です。これが絶品なんです。外がサックリ、中がとろーり。芳ばしくて塩味が効いていて、運転してなければビールが飲みたいところです。ぐっと我慢です。温玉の向こうで息子は、何故か売っていた好物のフライド・チキンを食ってます。
それから山梨と言えば、フルーツ。「ほったらかし温泉」は、フルーツ地区の真っ只中にあります。帰りにイチゴ狩りをしてきました。どれだけ食べれるか息子と競争しても、まだ私が勝ちます。甘みが強いのと、酸味が強いのと、両方食べれるのでイイですよ。その名も「イチゴ・ランド」。お勧めです。

Img_0346 いやぁ~、期待通りの本当に良い温泉でした。他の入浴者の皆さんも、ホントに気持ち良さそうにしてるんですよ。これほど良い顔をして入浴している人の多い温泉は、そう無いですよ。半身を湯に浸しながら、じっと富士山を眺めてるんですよ。富士山は、写真のイメージよりずっと大きく見えてるんです。目の前の感じです。今度来る時は、山に登って、泊まって、朝風呂も頂きたいです。早くもう一度来たい!

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2009年1月24日 (土)

あこがれのスイス・アルプス。

Photo_4こんな写真が出てきました。マッターホルンを背に、スキー板を立てて自慢げにポーズをとるのは、誰あろう、私でございます。すごいセンスの格好をしてますが、このときは、もう、とにかく嬉しくて、帰りたくないと心から思ったものです。もう20年前か~。
マッターホルン峰、ゴルナー氷河、モンテローザ峰・・、この景色たるや圧倒的です。このツェルマット・スキー場は、登山列車最終駅のゴルナクラート駅からゴンドラを乗り継いで、最高地点クライン・マッターホルンから最長17キロのロングコースを一気に滑り降りることができて、ゲレンデ自体どこまでも広くて、終始マッターホルンが目の前で、もう、天国みたいな所なんです。

Photo_5当時学生の私は、欧州を放浪するバック・パッカーの身。金はないけど旅行はしたい。その日は暗くなってからのツェルマット到着。世界的リゾートにも安宿くらいあるだろうと、チューリッヒで知り合った日本人パッカーと、暗い街を歩き回り、最後にたどり着いた宿は、屋根裏部屋なら空いているとのこと。しょうがなく用意してもらったのが写真の部屋。薄ら寒いこの部屋で一晩過ごし、一番窓際に寝ていた私は、翌朝窓からの日差しで目を覚ましたのでした。昨日は暗くて街の様子もろくに見れませんでした。小さな窓枠から外を見てみると、いきなりマッターホルンが目に飛び込んできました。「アルプスの少女ハイジ」のオープニングで流れる、ホルンの音が聞こえてきそうな雄大な景色。私とツェルマットとのなれそめは、感動的なスタートだったのでした。

Img1001 アイガー北壁です。ユングフラウ・ヨッホ駅(ヨーロッパ最高点)に向かう登山列車は、この中を通ってます。途中この北壁に窓が開けてあって、そこから昔はアルピニストだけしか見れなかった景色が見れます。もう、凄いんです。あのころは、山も登ってなかったですが、それでも凄い景色に大感動したものでした。3,454mの最高点はトップ・オブ・ヨーロッパと呼ぶガラス張りの展望台があり、そこはある意味、神を感じます。荘厳な空気感で、自分が空の中に溶けていくような感じ。天地創造の神は、絶対に居るはずだと確信します。

さあ、「神々の山嶺」も読んだし、昔の写真も出てきて再感動したし、もう行くしかないでしょう。先生が歳取らないうちに、行きます。アルプスへ!

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2009年1月11日 (日)

雪の森に抱かれて?

Dvc00043_4 ここは八ヶ岳。静かな雪の森には、誰も居ません。朝一番でトレースを付けてくれた登山者も、この時間には峠を越えているでしょう。新雪を歩くと、雪は足跡の後ろに舞い上がるほどのパウダースノー。 踏みしめる雪は、キュ、キュっと小気味良く音を立てます。北からの寒気が、相当強かったのでしょう。空気も乾いています。空を見上げると、雲がどんどん流れています。日差しは、差しては切れるの繰り返し・・・

って、感じになった雪の朝明渓谷から羽鳩峰に登ってきました。始めは雪の渓谷奥をちょっと見てこようと出掛けたのですが、 駐車場に着くとイイ感じの積雪になってました。荷室にはちょうどノースのトレッキングシューズとスパッツ、脱ぎっぱなしで袋に押し込んだままになっていたレインスーツのズボンも有ります。 上着は昨日洗ったばかりのノースのジャケットです。空身で行けるところまでと、出発しました。

Dvc00024 Dvc00030_4体が軽い~。ザックを背負ってないのと、靴が軽くてソールが柔かいので歩きやすいんです。雪山には、いつもゴッツイ雪山用登山靴で入りますんで、こんな軽い靴で雪の上を歩くと足がビックリしてしまいます。ペースもグングン上がって、キョロキョロしてたら、直ぐ堰堤公園です。公園もすっかり雪に埋まってます。綺麗な新雪が広がる公園に飛び込んで、思いっきりトレースを付けてきました。
全然歩き足らなかったので、トレースのある猫谷の登山道に入りました。あー、いいですねー、森の中は。流れる水の音しかしません。動物の足跡があったので、写真を撮ろうと思ったら携帯の電源が切れてしまいました。今日はデジカメは持ってきてません。どんどん進みましょう。沢を離れて急登に掛かります。今日のトレースは、オバサンが多いパーティですか?歩幅が小さいです。さすがに飛ばしましたんで、息が切れましたが、無事稜線が見えてきました。ここは稜線まで木立が多いんで、少し登山道は暗いんです。でも最後の直登は、先に明るく開けた木立の出口が見えてて、そこに気持ちよく飛び出せるんです。飛び出した羽鳩峰峠は、思いっきり雪でした。
カメラがなくて残念です。ハゲた羽鳩峰ピークが、雪に覆われて美しいです。このピークにはトレースが付いてませんでした。雪は軽いですが、深くて急斜面。ラッセルが苦しい。おまけにピッケルもストックもないんで、脚だけで勝負です。ようやく着きました。わたくしが本日最初の羽鳩峰ピークハンターでした。何度も登っているピークですが、今日が一番美しき景色です。この谷の雪景色は素晴らしきです。思いつきで登ったにしては、いい気分じゃないですか。
さあ、降りましょう。本日の思いつきスノートレッキングは、手袋無しですので、手が痛いー。来た道では面白くないので、林道コースへ降りました。や、や、そう言えばこの道は分岐の時にトレースが無かったんじゃないですか。急斜面の下りをズボズボの壷足で下ります。苦しいです。こんなことなら猫谷を戻ればよかった。後悔するも後の祭りです。林道に出れば、ラッセルもなんとかなりました。逆に雪が軽いので、気持ちイイくらいです。この林道は夏も、強い日差しを和らげてくれる、快適快走な登山道ですが、雪の日も最高ですね。もっと雪が積もれば、スノーシューが気持ちいいですよ。この区間だけですが。

Dvc00051 朝駐車場にあった雪ダルマです。まだ残ってました。アフロ・ヘアーの雪ダルマです。なかなかのセンスです。
今日は嫁の居ぬ間に、ちょっとしたスノー・トレッキングが出来ました。往復2時間?さあ、嫁が帰ってくる前に家に着けるように、早く帰らねば。年末からずっと、家の中の片付けが続く今日この頃なんです。

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2009年1月10日 (土)

積年の汗臭を晴らさん。NIKWAX登場!

Img_0267山にいつも着て行っている、ノースのソフトシェルと、マムートのジャケットが、どうしようもなく汗臭くなってから数ヶ月。遂に決心し、洗濯することにしました。(えっ、今まで洗濯してなかったの?汚ね~:息子)汚いとは思いつつ、風合いや、撥水が落ちるのを心配して、今まで決断できなかったんです。
そこで登場したのが、このNIKWAXです。前からその存在は知ってましたが、どうも面倒くさいという情報が頭にインプットされていて、商品を手にすることすらしてなかったんです。でもあちこちのHPで紹介されているNIKWAX情報を見ると、それほど面倒ではなさそうです。それよりも、「新品同様になりました」とか「撥水力が凄い」など、賞賛の声が多く聞かれます。たかが洗濯に、お値段は張りますが、やってみる価値はあるみたいです。

Img_0273 やってみたら、やっぱり本当に簡単。ボトルの裏側には丁寧な手順の表記がありますが、要はテックウィッシュ(洗剤)で洗って、もう一度ウォッシュイン(撥水剤)で洗うだけです。全自動洗濯機での標準洗濯を2回やるだけ。風合いは洗濯ネットに入れましたんで、全く損なわれませんでした。脱水もやっちゃいましたし、水の量も洗濯機に任せました。
乾いたウェアは水をはじく、はじく。まさに「ぷる~ん」です。匂いは石油系洗剤の匂いが多少残りますが、気になる程ではありません。むしろ、その匂いが清潔感をかもし出しています。ノースもマムートも新品同様じゃないですか。うーん、どうして今までやらなかったんでしょう。さあこれから、どんどん洗いますよー。これで汗臭いのを我慢して、山に登ることはなくなりました。

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2009年1月 4日 (日)

新年初登りは、御在所のラッセルで。

Img_0255_2  さすが、ウチの切り込み隊長は、ものが違います。時には腰までくる深雪のラッセルも、何のその。トレースのない国見峠からの登りも、グングン進みます。(初めての雪山なのに~。)私は、後ろからやってくるお年寄りの為に、そのトレースを整地する役目です。これも疲れるぅ~。
今日は、ようやく落ち着いた鈴鹿の山の天気を見て、A君の雪山訓練に、御在所頂上部をウロツいてきました。ロープウェイ頂上駅を出ると、そこは三重県とは思えない豪雪地帯。去年も初登りは御在所でしたが、少し雪が溶けた後に行ったので、これ程の雪は拝めませんでした。鈴鹿の雪山は、降った直後に登る。楽しみたいなら、これが一番です。直ぐ溶けてしまいますから。日の当らない藤内沢には雪が残りますが、皆さんに踏まれちゃって、面白くないです。

朝9時、始発のロープウェイから直下の本谷を詰めている登山者を発見。雪のしっかり着いた急斜面に取り付いてるのを見てると、こっちまでシビレてきそうです。ここは大抵ビレイ無しで登ってしまうのですが、ある意味一番危険とも思えます。
我々は頂上に着いて、スキー場に向かいました。A君の訓練をスキー場の上級者コースで開催。ピッケルの使い方、アイゼンでの歩き方等など。でもA君もやはり一番気に入ってたのは、弱層テスト。雪のブロックを見て、オーのひと言。でも二人でゲレンデに大穴を開け過ぎて、スキー学校の先生に叱られちゃいました。スイマセん~。

Img_0240今日の訓練で、一番の収穫はやはり、ワカンを着けてのラッセル訓練でしょう。スキー場の北側はガレ場の斜面。通常の登山道ではない、国見岳へのバリエーション?近道ルートです。そこにもしっかり雪が降り積もってます。ワカンを着けてる時は良いですが、壷足になったとたん雪にすっぽりハマリます。多いところで1メートル。笹の上に降り積もると、雪に押さえ込まれた笹の下に更に空間があり、雪面はお腹の辺りまできます。二人で、もがきながら前進。 バランスを崩して倒れると、もう立てません。でもA君、いきなりのワカンでしたが、使いこなしてました。ようやく国見峠にたどり着くと、そこから先の登山道も、凄い積雪。ここは風の通り道で、積雪はいつも大量です。今日はここで諦めました。

Img_0263エビの尻尾も出来てました。 でも、もう少し山全体に凍てつき感が欲しいところ。切れるような寒さが欲しいです!クラストした雪面の上に、パウダーの積雪。って贅沢ですか?雪崩も危ないし。
昼飯はロープウェイ駅で。私は、お世辞にも美味しいとは言えないカレーですが、いつもこれ。A君は、天ぷらうどんと御飯。下山後は、A君のリクエストで久しぶりに「蔵之助」へ行きました。うーん、秘湯感のあるお風呂。温まります。湯は、さらっとして気持ちイイです。ここへ泊まると、「大石風呂」という風呂にも入れるんです。忠臣蔵の大石内蔵助にゆかりのある宿ですから。「猪・鹿・鳥」(イノシカチョウ)料理も珍しくて旨いです。
「一年の計は、元旦にあり」と言いますが、今回の山で、今年のテーマが決まりました。ずばり「体力」。昨年は捻挫の回復が遅れ、半分は棒に振り、体力がガタ落ち。歳も取りますし、筋力も持久力もなく、このままだとメタボリック・ボディー一直線です。A君に着いて行ける「体力」が欲しい!正月も食べ過ぎです。

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2009年1月 3日 (土)

謹賀新年2。富士山の見える山第二弾。♪箱根の山は金時山~

Img_0083息子「も、持ち上がらんわ!」
父「当たり前や、力持ちの金太郎さんが持っとったマサカリやでな・・って、そんなわけ、ないやろ!」
息子「・・・」

・・っということで、はい、改めて明けまして、おめでとうございます。今回は、新年、富士山が見える山シリーズ第二弾として、御殿場と箱根にまたがる人気の山、金時山への山行?をご紹介します。写真は、登山口にある公時(キントキ)神社に奉納されたマサカリ(斧)です。石とコンクリートで出来たもので、1トン近くあるそうです。
富士山の東面にある山の中で、特に有名な山と言えば、この金時山でしょう。もちろん、富士山の美しい姿をかぶりつきで見れることが一番の理由ですが、さらに箱根という古くからの観光地にあって、アクセスが良く、日本各地にある「金太郎伝説の地」のひとつであることから、その人気、関東の山では不動のものとなっています。加えて、頂上に名物茶店が2軒あり、その店の魅力が皆を惹きつけ、テレビの取材も行われるほどなんです。
さて、暮れも迫った12月の23日の天皇誕生日。私と息子は、前回の竜ヶ岳同様、深夜に家を出発し、居眠り運転の末、箱根にある公時神社無料駐車場に無事到着。横で車の窓が閉まらず、困っているオジサン・オバサンを見捨てて、元気良く出発したのでした。(ごめんなさい~)

Img_0099 ♪箱根の山は、天下の剣~
といいますが、登山道の最初の方は楽勝で、金太郎にゆかりの巨石が次々と現れます。金太郎が手鞠(テマリ)代わりに使っていたと言われている「金時手鞠石」。金太郎が頂上から蹴り落としたと言われている「金時蹴落石」。金太郎が育ての老婆と雨宿りした「金時宿り石」等です。写真は「金時宿り石」です。余りの巨石の為、半分に割れてしまってます。こういうのに、つっかえ棒をしたがる人って居るんですよね。息子は自分で石をつっかえようとしています。・・しかし、どれも凄くデカイ石です。金太郎って凄かったんですねーって、だから、そんな訳ないんです。

Img_0117Img_0143 巨石で記念撮影したり、芦ノ湖まで見渡せる箱根の景観を楽しんだりしている間に、頂上到着です。富士山とは反対側を登ってくる参道を登路に選んだので、当然前半は富士山の景色はなし。さて頂上にどうしてこんなにデカイ看板があるのかと言うと、晴れていれば、この看板の横にデーんと富士山の山容が大きく見えていて、記念撮影時には、カメラマンが10m程下がってシャッターを切れば、大きな富士山の横に、思いっきりこの看板が入った写真が撮れるようになってるんです。つまりそうなんです、今回は富士山、見れなかったんです。見れたことは見れたんですが、どれも雲間からで、まともな富士山を眺めることは出来ませんでした。富士山、手強し。
頂上の金時茶屋で貸してくれるマサカリは、息子でも持ち上げることが出来ます。皆さんマサマリを持って、記念写真を撮ってました。

Img_0128天皇陛下から拝命されたとか、「金時娘」と呼ばれる、耳の遠い80歳のおばあさんが営業する金時茶屋の天井には、歴代の金時山登山の回数を記した名札がズラリ。金時信仰?の山である金時山では、登れば登るほど、ご利益が頂けるということで、その回数がこの茶屋でカウントされてます。一番登山数が多いのは当然、毎日この店を営業する「金時娘」です。荷揚げは店の裏にケーブルが引いてありました。それでも、ばあさん、毎日この登山道を上がってくるとは、凄い体力です。

Img_0131 金時茶屋の名物といえば、この味噌汁でしょう。その向こうは、息子の注文した「金時しるこ」です。息子は、登山台帳に名前を記帳しています。
この味噌汁をいただきに、沢山のハイカーや登山者が訪れます。芸能人も多いです。金時娘と有名人との記念写真が壁一面に張ってあります。アントニオ猪木の若い写真が印象的です。有名な俳優さんや、最近では漫才コンビの「おぎやはぎ」の写真もありました。どんぶりにたっぷりと入った具と味噌汁で、体が芯から温まります。息子の「金時しるこ」には、お餅が5個位入ってたんです。さらに大粒の金時豆が入って、息子も大満足です。次々と常連さんが入って来ては、金時娘に声を掛けます。賑やかでいいですねー。

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Img_0162金時山の向こうにある丸山も、霧氷で真っ白。暖かい空気が、富士山から降りてくる冷たい空気によって凍り、木々を白く飾ります。息子も「幻想的な世界やなぁ」とご感想。幻想って、分かっとんのかなぁ。これがもっと成長すると、樹氷になってエビの尻尾になります。2月頃にまた来たいです。

Img_0166 Img_0170_4今回唯一、富士山全体の輪郭を捉えた一枚です。恨めしい流れ雲。 でも前回の竜ヶ岳は特別です。終始富士山を視界に入れながら登れる山は、そう多くはありません。天気の巡り合わせ自体が難しいですから。でも、この山にやってくる登山者は皆さん、本当に富士が大好き。下山は稜線歩きでしたが、すれ違う人たちの殆どが、木立の間から時折見える富士の頂上を指差し、嬉しそうに「富士が見えてるよ」と声を掛けてくれます。富士を通じて、何か、人と心が触れ合えるような気持ちになれます。富士の姿は、はっきりと見えませんでしたが、私も息子も、とても清々しい気持ちになって下山しました。前回の竜ヶ岳の時にも感じましたが、富士山には特別な気持ちにさせてくれる、何かがあるように感じました。
いい話の後になんですが、息子のヌード写真です。帰りに寄った「ごてんば市温泉会館」での隠し撮り?です。ここの温泉イイんです。安くて、良かったです。湯船もひとつでシンプルですし、露天もありませんが、なんと言っても、窓枠一杯に富士山が見えるんです(見えるはずだったんですが・・)。再来年には閉鎖との話が聞こえてきて、残念なのですが、是非もう一度行って見たいです。

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2009年1月 2日 (金)

やっぱり、お伊勢参りは「赤福」に限ります。

Img_0235朱色の茶釜は、いっそう磨きが懸かったような気がします。お正月はやっぱり、この茶釜でいれた番茶を頂いて、赤福餅を食べないと、始まらないでしょう。ここは伊勢神宮・おはらい町、「赤福」店舗本店。昨年は「まきなおし事件」で閉店していた「赤福」。店の看板的存在の茶釜と、二年ぶりの再会です。

正月二日の早朝は、毎年伊勢神宮へお参りしています。今年は趣向を変えて、2日の夜に、息子と御在所山頂にテントを張って、3日の朝「トキドキ親子登山」にとっての初日の出を迎える予定だったんです。でも残念ながら天候は優れず、例年通り伊勢神宮へ行くことにしました。息子はこちらの方が嬉しかったみたいです。

Img_0203 凛とした空気の中、神宮境内の参道を歩くのは、とても気持ちが良いです。ヒノキの巨木が林立する深い森は、厳かで、神々しいです。境内の横を流れる清流、五十鈴川は、宮司の方たちがまつりごとの度に身を清める場所。赤福の餡の波模様は、この川の波模様の図柄に由来します。清める手が痛い位に水が冷たいです。息子の手も、真っ赤っか。

Img_0232 さて、ようやく赤福餅にありつけます。出来立ての赤福は、柔かくて美味しい~。コシ餡好きの息子には、堪らないらしいです。お店も賑わってます。女中さん達の立ち居振る舞いも、手際よくて気持ちが良いです。熱い番茶も体を温めてくれます。あーゆっくりした、いい正月だー。
ところで息子の着ているダウンジャケット、どこかで見たような気がしてたんです。(写真では少し違うのですが)ようやく分かったのが、これ。ノースの40周年記念モデルです。色使いが、そっくりなんです。嫁さんが、シマムラで見つけてきたんですが、大人サイズも探してきてくれと頼みました。こんな色使い、真似しないと思いつかないですよ。

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2009年1月 1日 (木)

謹賀新年。富士山をバックに竜ヶ岳登頂!

Img_3655

大きく背伸びをする息子の向こうには、日本一の山、富士山です。
新年あけまして、おめでとうございます。新年最初のトキドキ親子登山は、正月に相応しい話題ということで、昨年11月に行って来ました、あのダイヤモンド富士で有名な竜ヶ岳への山行をご紹介。写真はその山頂での一枚。昨年は5月に富士山麓でキャンプを行い、8月には「伯耆富士」(ほうきふじ)の大山へ行って来ました。何かと富士に思い入れのあった一年だったような気がします。そんな一年を締めくくりつつ、または富士宮焼きそばを食べつつ訪れた竜ヶ岳は、まさに心が洗われるイイ気分な山行を、私達親子に与えてくれたのでした。

Img_3570_2 この竜ヶ岳は静岡県と山梨県にまたがり、富士山麓の西側に位置します。登山口は本栖湖畔。訳の分からない説明ですが、その標高は1,485mと、我が鈴鹿山系の同名の山「竜ヶ岳」の1,099mよりも400m高く、3,720mの富士山よりも2,235mも低い低山です。最近までさほど注目を集める山ではなかったのですが、正月に富士山山頂の真ん中に昇るダイヤモンド富士が見れることが、富士山ファンの口コミで広がり、登山道と山頂が整備され、今では全国から登山者が訪れるメジャーな低山となったのでした。11月の3連休、23日の早朝3時に家を出発した私と息子は、順調に?サービスエリア毎に何かを飲み食いしながら富士山麓に到着。7時過ぎには登山口のある本栖湖畔で、「靴はどこや?」等すったもんだして、元気よく出発したのでした。

Img_3566 この写真は、本栖湖到着前の朝霧高原辺りでの一枚。早朝で居眠り運転しそうになっていると、やけに道端でみなさん、カメラを構えてますが・・、レンズの向いている先は富士山。おおダイヤモンド富士じゃないですか!車を停めてパチリ。そうなんです、富士山の山麓なら、どこでもダイヤモンド富士を見ることが出来るんです。でも、正月に富士山頂の真ん中から、しかも1,400mの高度からそれを見れるシチュエーションは、竜ヶ岳頂上しかないんです。そのレアさが、この山の人気を上げてるんです。ですからそのタイミング以外に竜ヶ岳を訪れても、意味が無いといえば意味が無いんですが・・

Img_3615 でも、登る意味の無い山なんて無いんです。そこに山があるから登るんです。当日は予報が外れて最高の好天。ひんやりした風が、少し汗ばんだ体を冷やしてくれます。凄く気持ちがイイ。空気が乾燥して、とても澄んでいました。そして何よりも、終始富士山を眺めながら登行する感覚が最高なんです。とても幸せな気持ちで歩けるんです。疲れを忘れてしまうんです。富士山を登っている訳ではないのに、富士と一体になっているような感覚。息子も同じ感覚になっているのか、すごく調子が良さそうです。先をドンドン歩きます。先に進み過ぎて私の姿が見えなくなると、不安なのか確かめるために私を呼びますが、足を止めようとはしません。ゾーンに入っているようでした。子供のくせに。こんな感覚の山って、初めてじゃないかなと思いました。いや~、私と息子にとって竜ヶ岳は、特別な山となりました。

Img_3633 「お菓子は持ってきた?」とか「喉が乾いた」等色々道草もしましたが、感覚的にあっと言う間に着いてしまった頂上。正月のダイヤモンド富士撮影の為に広く整備された山頂には、ちょと間延びした感じを受けましたが、とにかく、改めて見る富士の山容は秀逸のひと言。大きく裾野を広げる山容を見て息子は、「あの麓から登ったら凄い距離あるんちゃう?」と素朴な感想。その直後、彼は自らの余りなハイペースに疲れたようで少しお昼寝です。そう言えば、昔鎌ヶ岳に登った時のブログの題名は「鎌ヶ岳でお昼寝」だったよな、と声を掛けても返事がありません。こいつホントに寝たの?まあ朝早かったし、眠たかったに違いありません。しかしこんなに早く寝るとは。実は一枚目のカッコイイ写真、天を指差しているように見えますが、この後の寝起きの伸びなんです。

Photo_3 とりあえず息子は放っておいて、富士山とは反対の方向を見ると南アルプスが見えました。雪をまとった甲斐駒ヶ岳、仙丈、北岳、間ノ岳の雄姿が間近かに見えます。う~ん素晴らしい。とにかくこの山、大好きになりました。この山にも雪が積もったらまた来たいです。こんな気持ちになれるのなら、富士山の周りにある山を全て登ってみたいです。そして「富士山は登る山でなく、眺める山です」を議論する会の理事としては、次回会合にてこの山のことを発表させていただきます。

Img_3672 Img_3683下りも富士を眺めながら。そして分岐後は紅葉の落ち葉を踏みしめて本栖湖へ飛び込みように下山します。紅葉シーズンを終えて静かになった山は、落ち葉を踏みしめる音だけしか聞こえません。晩秋の風情も楽しめました。

Img_3691 下山後は富士宮市内の温泉「天母の湯」へ。本当はただの沸かし湯。市のゴミ処理場の余熱で沸かしてます。しかも風呂から富士山が見えません。でも清潔で広い風呂場で満足できます。そしてお風呂の後は、お待ちかねの焼きそば店へ。富士宮焼きそば初代鉄人の居るお店、「虹屋ミミ」さんへお邪魔しました。本格的?富士宮焼きそばは初めての私と息子。余りの美味しさに、二人とも黙って食べるだけ。もっちりとした食感の麺が特徴の富士宮焼きそば。店を出てやっと「美味しかったなー」と言葉を交わしたのでした。今回もイイ山行だったなー。

Img_3688雑誌「岳人」の新年号では、岳人式富士登山をいくつか紹介してました。なかでも「富士山・南面の双子山でのスノーハイク」、こんな富士の楽しみ方があるんだと、改めて感心。夏の富士さえまだ未経験の息子ですが、先に冬富士山の空気を吸わせてやりたいと思います。だって断然冬の富士の方が、綺麗で気持ち良いんですから。この記事を公開する頃には、富士の頂は真っ白だろうなぁ。
さあ今年もどんな良い山に出会えるか楽しみです。皆様にも幸多かれと祈念いたします。良い年をお迎え下さい。

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